「G.H.バス」と「メタルウッド・スタジオ」、ボビー・ジョーンズが愛用したゴルフシューズを復刻
1930年、アメリカのアマチュアゴルファー、ボビー・ジョーンズは、同年内にゴルフのメジャー選手権をすべて制覇するという歴史的快挙を成し遂げた。その際に着用していたのが、ゴルフの黄金時代に彼が広めたG.H.バスの「スポルトカシン」シューズである。
G.H.バスは1990年に「スポルトカシン」シューズの生産を終了した。そして今回、フットウェアブランドである同社は、アパレルブランドのメタルウッド・スタジオとの限定コラボレーションを通じて、このモデルを復刻する。
アルド・グループの社長であるジョナサン・フランケルは、「『スポルトカシン』は、我々のヘリテージを象徴するユニークなモデルです。今回のコラボレーションは、G.H.バスを長年にわたり定義してきたクラフツマンシップと信頼性を忠実に守りつつ、新鮮かつ現代的な形でこのモデルを蘇らせる絶好の機会となりました」と語る。
アップデートされたデザインは、オリジナルのシルエットを継承。クラシックなダービーアッパーにモカシンスタイルのトゥボックスを組み合わせ、ラバー、ウッド、そしてメタルウッドのロゴ入りメタリックチャームを特徴とする異素材ミックスのソールを採用している。
今回の発売は、ゴルフファッション市場が成長する中で行われた。調査会社Opiniumの2025年のレポートによれば、世界のゴルフアパレル市場は約51億ドルと評価されている。また、消費者データによると、ゴルファーの52%、特に18歳から34歳のプレイヤーの69%が、クラブ選びよりもウェアやシューズ選びに多くの時間を費やしていることが示されている。
メタルウッド・スタジオの創設者であるコール・ヤングは、声明で次のように述べている。「我々メタルウッドは、自らをゴルフスタイルの歴史家と位置付けています。そのため、提携するブランドパートナーは非常に慎重に選んでいます。G.H.バスとの提携は、我々にとって当然の選択でした。新進ブランドとして、豊かな歴史と深いアーカイブを持つパートナーとの協業を望んでいたのです。G.H.バスとの話が持ち上がった際、我々が最初に尋ねたのは『ゴルフシューズの製造経験はありますか?』ということでした。もちろん、アーカイブを少し調べれば、すぐに宝の山にたどり着きました。『スポルトカシン』は1990年に生産終了となりましたが、そのデザインは少しも色褪せていません」