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キャリアフォーカス:「ヴェスティエール コレクティブ」戦略・パフォーマンスアナリスト

By Julia Garel

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人物

ファッション業界には幅広いキャリア・オプションや無限の可能性が広がる。ファッション業界でのキャリア追求を目指す読者に向けて、FashionUnitedが業界で活躍するプロフェッショナルにインタビューする「キャリアフォーカス」。今回はインターネットでファッションアイテムの中古品再販プラットフォームを運営する「ヴェスティエール コレクティブ(Vestiaire Collective)」で戦略・パフォーマンスアナリストを務めるヒューゴ・サラマ(Hugo Salama)氏にお話を伺った。

お仕事の内容について教えてください。

僕はマーケティング/ エディトリアル職で「ヴェスティエール コレクティブ(以下、ヴィスティエール)」に入社したのですが、その後データ分析関係のポジションに変わりました。現在は事業パフォーマンスおよび戦略アナリストとして、データ分析チームと営業チームの橋渡し的な仕事をしています。日常的な業務としては、データを抽出し、フォーマット化して活用するといったことや、新たなプロジェクトを進めたり、企画したりしています。

どのようなバックグランドをお持ちなのですか? ビジネスや戦略分析は独学で学ばれたのですか、それとも学校に通われたのですか?

パリのEDHEC経営大学院(École des Hautes Etudes Commerciales)で企業財務を勉強しました。卒業後、3年ほど財務コミュニケーションの仕事を経験した後、IFM (アンスティチュ・フランセ モード)で1年間大学院課程を履修しました。

「ヴェスティエール」の採用面接での思い出はありますか?面接に向けてどんな準備をされましたか?

社内の違う立場の方々と、実に幅広い視点から面接をしていただいたことが強く印象に残っています。僕の性格についてのオープンな話から、技術的なことまで多くの質問がありました。会話のなかからさまざまなエネルギーが湧き出てくるのを感じました。

オフィスでの仕事が終わった後も仕事をすることはありますか?

オフィスを退社したらできるだけ趣味やほかのことに集中するようにしています。ですが、休みの日でもファッションやビジネスのニュースをフォローすることには時間を使っています。

新型コロナパンデミックが発生しましたが、日常業務でどのような影響がありましたか?

業務が中断されるようなことが少なくなったため、より集中して仕事ができるようになったと思います。

お仕事の好きな部分、嫌いな部分を教えてください。

好きな部分:数字を操ってソリューションを考えるところ。あまり好きではない部分:社内の人間からデータ加工の依頼を受けたとき。

仕事上の人脈を広げたり、維持するためにどのようなことをされていますか?

Linkedinをよく使い、ファッション業界の面白いニュースを投稿したり、刺激的な人達とつながるようにしています。

今後やってみたい仕事や完成させたいプロジェクトはありますか?

自分のサイクリングウェアやライフスタイルのブランドを立ち上げてみたいです。

昔からファッション業界で働きたいと思っていたのですか? 今日の業界をどう見ていますか?

10代のころから、ファッションはアイデンティティを表現する真の手法だと思っていました。時が経つにつれ、ファッション企業のブランティング戦略に強い関心を持つようになりました。少なくともクリエイティブな仕事には就きたいと思っていました。

10年後の御社はどうなっていると思われますか?

中古品市場がファッション業界に完全に融合し、「ヴェスティエール」はその分野でのベンチマーク・プレイヤーになると考えています。

これからファッション業界でデータ分析の仕事に就きたいと思っている学生向けに何かアドバイスはありますか?

オンラインの研修を極力活用することですね。

This article was originally published on FashionUnited.FR, translated and edited to English by Kelly Press.

画像 : Hugo Salama

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