ナイキが経営体制を刷新 業務効率化と意思決定の迅速化を図る
米スポーツ用品大手のナイキ(Nike, Inc.)は、業務の合理化、意思決定の迅速化、および消費者やアスリートとのつながりの強化を目的とした、一連の大規模な経営陣の変更を発表した。 社長兼CEOのエリオット・ヒルは従業員向けのメッセージの中で、この再編は「階層を取り除く」ことを目的としており、ナイキをより俊敏でテクノロジーを活用した組織として機能させるためのものであると述べた。 変更の中心となるのは、12月8日付で新設されるEVP(エグゼクティブ・バイス・プレジデント)兼COO(最高執行責任者)という役職である。ナイキに20年近く在籍し、現在チーフ・サプライチェーン・オフィサーを務めるヴェンカテッシュ・アラギリサミー(通称:ヴェンキー)が同職に就任する。サプライチェーン、計画、オペレー...
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