イブ・カマラの退任、オフ-ホワイトに訪れた転換期

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オフ-ホワイト 2026年秋冬プレタポルテコレクションでのイブ・カマラ 写真: ©Launchmetrics/spotlight
By FashionUnited

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ファッションブランド「オフ-ホワイト(Off-White)」とアーティスティック・ディレクターのイブ・カマラが、双方合意の上で協業関係を終了することを発表した。2022年春に同職に就任したカマラは、メゾンの長年の協力者であり、創設者である故ヴァージル・アブローと緊密に連携してきた。退任はブランドの公式インスタグラムで発表された。

この度の退任は、創設者の死後、アイデンティティの再定義を続けてきたオフ-ホワイトにとって、一つの重要な時代の終わりを告げるものである。

また、この夏、同ブランドは「L/AB c/o Off-White」を立ち上げ、その世界観を拡大した。この新レーベルは、ブランドのDNAを継承しつつ、よりアクセシブルなアプローチを特徴としている。この動きは、先鋭的なラグジュアリー路線よりも大規模な収益性を重視する戦略を示唆しており、過去2年間所属してきたグループの方針とより一致するものである。

2024年9月、ラグジュアリーグループのLVMHは、オフ-ホワイトをニューヨークを拠点とするブランド管理会社ブルースター・アライアンス(Bluestar Alliance)に売却した。同社は「パーム・エンジェルス(Palm Angels)」や「スコッチ アンド ソーダ(Scotch & Soda)」といった複数のマスマーケット向けレーベルを所有している。WWDによれば、ブルースター・アライアンスの小売売上高は140億ドルを超える。

オフ-ホワイトは公式インスタグラムのストーリーで、「イブ、長年にわたるビジョン、創造性、そして優雅さに感謝します」と記し、同デザイナーへの感謝の意を表明した。

2013年に設立されたオフ-ホワイトは、2021年に逝去したファッションおよびデザイン界の才能、ヴァージル・アブローによって創設された。象徴的な創設者の死から5ヶ月後に任命されたイブ・カマラの退任は、「ポスト・ヴァージル」移行期の真の終わりを意味する。オフ-ホワイトはもはや当初のアブローの「ファミリー」によって率いられておらず、ブランドは歴史的なコミュニティと結びつけてきた文化的な真正性を失うリスクを抱えながら、自力で存続できることを証明する必要がある。

Ib Kamara
Off White