ルイ・ヴィトン、ヘクター・ムエラスをブランドクリエイティブ最高責任者に任命
フランスのラグジュアリーメゾンであるルイ・ヴィトンは、新設されたチーフ・ブランド・クリエイティブ・オフィサー(最高ブランドクリエイティブ責任者)にヘクター・ムエラスを任命した。就任は2026年11月1日付となる。
ムエラスは、2023年8月よりグローバル・チーフ・ブランド&クリエイティブ・オフィサーを務めていた米国の高級宝飾ブランド、ティファニーからの異動となる。両ブランドともに、フランスの複合企業であるLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH)の傘下にある。
また、ムエラスは自身のLinkedInへの投稿で、ティファニーでの在任期間に対する感謝の意を表明し、アレクサンドル・アルノー、アンソニー・ルドリュ、アンドレア・デイヴィーをはじめとする経営陣に謝意を伝えた。
ムエラスは、「ティファニーでの素晴らしい日々、そしてビジョンと信頼をもってその歩みを形作ってくれた人々(アレクサンドル・アルノー、アンソニー・ルドリュ、アンドレア・デイヴィーほか多数)に感謝している。また、今日の『旅』のあり方やその美しさ、変革の力を定義づけた象徴的なメゾンで、新たな章を始められる機会を得たことを光栄に思う」と述べた。
今回の人事により、ムエラスとLVMHとの長年にわたる関係はさらに深まることとなる。同氏は2015年5月にコンテンツおよびクリエイティブ担当グローバル・バイス・プレジデントとして同グループに参画した。その後、2017年6月から2019年6月にかけては、ドイツのスーツケースメーカーであるリモワのチーフ・ブランド・オフィサーを務め、同ブランドのグローバルでのリローンチを主導した。
さらに、リモワおよびティファニーでの在任期間の間には、大手テクノロジー企業のアップルにてワールドワイド・マーケティング・コミュニケーション担当グローバル・グループ・クリエイティブ・ディレクターを2年間務めた。そこではブランドマーケティングを統括し、担当したサービスとしてはApple TV、Apple Music、Apple Payなどが挙げられる。加えて、2012年から2015年にかけても同社でiPhoneおよびApple Watchのグローバルなクリエイティブ施策を統括した実績を持ち、並行してプライベートエクイティおよびベンチャーキャピタル企業に対する独立アドバイザーも務めていた。
ムエラスは、北米および欧州におけるクリエイティブ・ディレクションおよびエディトリアル・マネジメントの分野で20年以上のキャリアを持つ。これまでの主な経歴としては、米国のタレントエージェンシーであるクリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー(CAA)でのクリエイティブ・エグゼクティブ、オランダの広告代理店であるワイデン+ケネディでのクリエイティブ・ディレクター、カナダのデジタルメディア企業であるヴァイス・メディアでの編集長兼パートナーなどが挙げられる。
OR CONTINUE WITH