On、DACH地域でのプレゼンスを拡大 オーストリアに初出店
スイスのスポーツ用品メーカーOnが、ドイツ語圏での事業拡大を発表した。同社によれば、今後数ヶ月以内にミュンヘン、デュッセルドルフ、そしてオーストリアに3店舗をオープンする。ウィーンの店舗は、同社にとってオーストリア初出店となる。
今回の3店舗のオープンは、DACH地域における自社リテールネットワークを戦略的に強化するものだと発表されている。これまでの同地域の店舗は、ドイツの首都ベルリンの店舗と、Onの本拠地であるスイス・チューリッヒの旗艦店のみであった。
On、オーストリアに初出店
一連のオープンの皮切りとなるのは、オーストリア初のOnストアである。9月26日、ウィーン7区のNeubaugasse 20に230平方メートルの店舗がオープンする。Onによれば、店舗デザインは現地の建築様式に溶け込み、ユーゲントシュティール(アール・ヌーヴォー)の色使い、建築家オットー・ワーグナーが手掛けた活気あるファサード、そしてウィーンの多くの屋根を特徴づける緑青化した銅の色などを取り入れているという。
一方、ミュンヘンのTheatinerstraßeにオープンする新店舗は、ブランドのスイスのルーツへのオマージュを捧げている。アーティスト、ルーカス・ムニョスによる岩のインスタレーションに、地元の自動車産業へのオマージュやバイエルン・ブルーのアクセントを組み合わせた。同店はドイツで2番目の店舗となり、2フロアで420平方メートルの広さを誇る。
年末にはデュッセルドルフ店がオープンし、3店舗の出店計画が完了する。ドイツで3番目となるOnストアは、ケーニヒスアレーのすぐ近く、Schadowstraße 24に位置する。プレミアム市場とマス市場の接点という戦略的な立地は、ドイツの最先端のファッションとライフスタイルの中心地において、多くの人々が行き交う国際的な環境へのアクセスを可能にする。
約150平方メートルの店内は、歴史的な趣とモダンなパフォーマンスを融合させている。デザインには、1920年代のレンガ表現主義に着想を得た赤いトラバーチンや、地元の芸術運動にちなんだ印象的な赤色が用いられている。ライン川の流れを模した曲線的な壁が、来店客を店内へと導く。
これらの新店舗オープンは、専門小売店との長年にわたる協力関係を補完すると同時に、DACH地域におけるブランドのプレゼンスを強化するものである。また、地元のランニングコミュニティとの連携も図る予定で、ウィーン、ミュンヘン、デュッセルドルフでは毎週コミュニティランが計画されている。
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