\n \n 大阪のスキャパレリ・ブティックの内装。 写真: Schiaparelli\n\n\nフランスのラグジュアリーメゾンであるスキャパレリは、アジア市場、とりわけ日本の顧客層に向けたプレゼンスを強化している。同社は大阪の百貨店であるHankyu Osaka(阪急うめだ本店)内に、新たなブティック・アトリエをオープンしたと発表した。6階に位置するこの新店舗は、2026年10月17日に正式に開業した。\n\n## パリのアパルトマンを彷彿とさせる空間デザイン\n\nブティックのデザインは、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターであるダニエル・ローズベリーおよびスウェーデンの建築スタジオであるHalleroed(ハレロード)が共同で手がけた。このリテールコンセプトはすでにメゾンの他店舗でも導入されており、パリの21 place Vendôme(ヴァンドーム広場21番地)に位置する歴史的なサロンの精神を日本へと継承することを目的としている。親密な雰囲気が漂う店内は、まるでアパルトマンのようである。そこでは、ブランド特有のクラフツマンシップおよびシュルレアリスムの美学が融合している。\n\n
\n \n 大阪のスキャパレリ・ブティックの内装。 写真: Schiaparelli\n\n\nさらに、インテリア建築には厳選された素材が採用されており、ヘアライン加工のステンレススチール、ラッカー塗装の木材、鏡面仕上げの表面、そして彫刻的なフォルムの家具が組み合わされている。ヘアライン加工のスチールの使用はこの日本店舗に独自のアイデンティティをもたらすことを意図しており、一方で鏡の配置が光の反射による視覚効果を演出している。\n\n## 顧客動線および展開アイテム\n\nブティックのレイアウトは、テーマ別の部屋が連なる構成となっている。顧客動線には、プレタポルテ専用のブドワール(婦人の私室を意味する小部屋)およびレザーグッズに特化した独立した部屋が含まれる。また、プライベートな空間でショッピング体験を提供するため、専用のVIPサロンも併設された。加えて、全面が鏡で覆われた中央の部屋は、ジュエリーのプレゼンテーション専用空間となっている。\n\nその他に、オープンを記念して同店舗では、プレコレクションおよびメインラインから成る2026年秋冬コレクションと、ブランドの象徴的なアイテムを厳選して展開する。ラインナップの例としては、バッグの「Secret(シークレット)」、「Soufflé(スフレ)」、「Face(フェイス)」のほか、メゾンを象徴するアナトミカル(人体モチーフの)ジュエリーおよびテーラードアイテムが挙げられる。\n\nまた、このラグジュアリーメゾンは近年、日本のみならず世界中で直営店の出店を進めており、特に米国市場に注力している。\n\n
\n \n 大阪のスキャパレリ・ブティックの内装。 写真: Schiaparelli\n\n\n
\n \n 大阪のスキャパレリ・ブティックの内装。 写真: Schiaparelli\n