記事の著者 Jackie Mallon
なぜ?若手デザイナー、希望求めNYからロンドンへ。
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最新ファッションウィークが閉幕した摩天楼に、うっすらと陰が差し込んでいる。2019年にNYのダウンタウンを拠点とする「パペッツ・アンド・パペッツ(PUPPETS AND PUPPETS)」を立ち上げたデザイナー、カーリー・マーク(Carly Mark)が、次回以降NYFWへの参加を取りやめ、ロンドンに拠点を移すと発表したのだ。2月12日に登場した彼女は、NYで最後のショーを開催し、店頭に並ぶことのない新作を披露した。 「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」や「マイケル コース(MICHAEL KORS)」のフロントロウに集まった、見た目の華やかな話題のセレブリティは多くのマスコミに取り上げられたが、そこに映っているのは活気に満ちて貪欲な競争の激しい街NYの未来ではない...
最新NYファッションウィーク、要チェックの5大新興ブランド
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2024年春夏NYファッションウィークが今週末に開幕する。今回も注目必至の若手デザイナーが多数、参加を予定している。オンラインのみで販売するブランドから、実店舗販路を展開するレーベルまで、要チェックのブランド5つを総おさらい。 「アドバイザリー(ADVISRY)」 Items from Keith Herron’s Advisry Credits: Advisry.com 9月10日午後3時に登場予定の「アドバイザリー」。初のウィメンズコレクションを披露するデザイナーのキース・ヘロン(Keith Herron)は、ブルックリン出身の若干23歳。自身の愛する映画やグラフィック、米国の文化をインスピレーションに、顧客主体のブランドとして「アドバイザリー」を立ち上げた。 シグネチャー・アイテ...
「上半身だけオシャレはNG」〜デザイナー達が警鐘を鳴らす“テレワークの洋服事情”
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実店舗営業を中心とする世界最大の小売業「ウォルマート(Walmart)」では新型コロナによるロックダウン下の米国でトップスの売上が急増する反面、ボトムスに関しては伸び悩んでいる。まるで一日中座りっぱなしのテレワークという新しい働き方が浸透し、slackやzoomミーティングの間でスクリーン疲労を積もらせイライラしながらおやつ片手に仕事する消費者像を象徴するかのようなこの傾向。ビデオ会議技術の進化が注目される中で、1980年代から続いてきたビジネスウェアに対するニーズは廃れてしまったといっても過言ではない 。 感染拡大を食い止めるために始めたソーシャルディスタンスはついでに仕事着のドレスコードも半減させ、ストライプのボタンダウンシャツの人気にも歯止めをかけた。代わりに急浮上したのはジム・...