「キングピン」がデニム調達のオンラインプラットフォームを立ち上げ

デニムの展示会「Kingpins（キングピン）」が新しいデニムのプロフェッショナル向けオンラインプラットフォーム「Kingpins Exchange（キングピン・エクスチェンジ）」を立ち上げた。

同プラットフォームでは衣料品メーカーなどの素材調達を支援するプラットフォーム大手「Material Exchange（マテリアル・エクスチェンジ）」とタイアップし、デジタルショールームやデニム生地の電子商取引サービスの提供を通じてデニム生地製造業者とバイヤーおよびブランドをつないでいく。

プラットフォームは「Kingpins」の公式ウェブサイト で10月下旬に公開される。

「Kingpins」は今年4月に新型コロナの影響で開催中止となった対面型展示会の代わりにデジタル版展示会「Kingpins24（キングスピン24）」を公開している。「Kingpins」創設者のアンドリュー・オラ（Andrew Olah）氏によると、「Kingpins Exchange」はデニム生地製造業者からの調達に特化したオンライン・プラットフォームに対する要望を受けて開設を決定したものだという。

「バイヤーからデニム・サプライヤーが導入している商品取引のさまざまなツール・プラットフォーム・機能をすべて把握することに苦労しているとの話を聞き、我々の展示会のデジタル化のような売り手と買い手の両者を支援する包括的なデニム業界向けデジタル・ソリューション、つまりデニム調達に関する機能が集約され、サプライヤーの物語や商品に関する情報を伝える美しく効果的なプラットフォームの必要性に気づいた。そのソリューションが“Kingpins Exchange” だった。まるでバイヤーが24時間365日参加できる“Kingpins”の展示会のようなものだ」とコメントしている。

写真クレジット: Kingpins24