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スナップショット: ユニクロが中国国際輸入博覧会に初出展

By Simone Preuss

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上海で開催された今年の中国国際輸入博覧会(CIIE、会期:11月5日〜10日)にユニクロが初出展した。ニューヨーク、パリ、ロンドンでの展示会に続き、ユニクロが提唱する「ライフウェア(LifeWear、“究極の普段着”を意味するユニクロのブランドコンセプト)」のアートや技術が中国向けに発信された。

展示は「明日のミュージアム」と題され、消費財の展示としては最も広い1,500平方メートルのスペースを使い「ライフウェア」が体現するアートと技術が披露された。ユニクロの代表的な商品を支えるイノベーションや技術、高品質な服を作るための匠の技、サステナビリティへの取り組みに関する展示のほか、伝説的デザイナーのジル・サンダー(Jil Sander)氏とのコラボレーションによる新たな「+J」コレクションを初めて公開した。また東京にあるユニクロのデジタル旗艦店と上海の会場とをインターネットで接続し、消費者が旗艦店からも展示を体験できる企画も行った。

ユニクロを擁するファーストリテイリンググループの呉品慧(Jalin Wu)グレーターチャイナマーケティング担当執行役員兼ユニクロ中国CMOは「CIIEを通じてライフウェアが体現するアートや技術、革新的な商品、サービスを中国および全世界の消費者に紹介できることを嬉しく思う。ユニクロの本展示会への参加が世界の人々のよりよい暮らしや新たなライフスタイルづくりへのきっかけになればと思う。我々は、中国の市場と消費者の今後に大きな自信をもっており、地方都市へも参入を進めていく予定だ」とコメントしている。

ユニクロ、CIIEでの「明日へのミュージアム」展でウルトラライトダウン、エアリズム、ヒートテックの技術を披露

「明日のミュージアム」展には国内外のメディアから300人以上が訪れたほか、一般参加者約20万人が来場。会場では宙に吊るされた巨大なウルトラライトジャケットや、暖かさと軽さを兼備したジャケット開発の裏にある技術の解説などが登場し、来場者がユニクロの技術を体験したり学んだりできる内容となった。

さらにユニクロのサステナビリティおよびイノベーション促進に向けた取り組み事例としてジーンズの生産工程における水の使用量を大幅に減らす「ブルーサイクル(BlueCycle)」の技術を世界で初めて披露した。本技術はユニクロが2016年に米国ロサンゼルスに設立したデニムの研究施設ジーンズイノベーションセンターで開発されたもので、ユニクロのジーンズの歴史や同センターで開発された6種類のデニム生地とともに紹介された。

画像: Uniqlo

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