トラノイ東京、デニム プルミエール・ヴィジョンと共同開催 日本市場開拓へ
2026年9月9日と10日、GL eventsが運営するトラノイ東京とデニム プルミエール・ヴィジョンが、東京の国立代々木競技場で共同開催される。本イベントは、製品クリエイションと素材のソーシングを結びつけることを目的としている。
その目的は日本市場での事業拡大である。トラノイ東京にはフランスの10ブランドを含む約200ブランドが出展し、デニム プルミエール・ヴィジョンは「エディション0」を試験的に開催する。
2024年のローンチ以来5回目となるトラノイ東京には、ファッション、ビューティー、ライフスタイルの各分野から25カ国、約200ブランド(海外60%、日本40%)が参加する。
出展内容はウィメンズとメンズが均等に分かれており、構成はプレタポルテが44%、ファッションアクセサリーが41%、ライフスタイルが5%である。
フランスは韓国と並び、海外からの主要出展国の一つである。Aïdama、Louise Misha、Jaspär、Mii Collection、Atelier Siméon、MTM Headwear、Diega、LouDotLou、Jamin Puech、Cahuの10ブランドが出展する。これらのブランドの参加は、Promas、Francéclat、フランス靴連盟、CTCの支援を受けている。
プルミエール・ヴィジョン、日本でデニムに特化した「エディション0」を試験開催
2026年9月のトラノイ東京の一環として、デニム プルミエール・ヴィジョンは、日本初開催のプレビューとして位置づけられる「エディション0」を企画している。
トラノイがブランドおよびデザイナーに焦点を当てる一方、デニム プルミエール・ヴィジョンは素材のソーシング、部品、テクノロジー、産業イノベーションといった川上分野の側面をもたらす。
この機会に、伝統的なメーカーから新素材を開発する企業、そして主催者が「サステイナブル」と称するソリューションを提案する企業まで、20社のデニム関連企業が集結する。
Cahu創設者であり、トラノイ東京のアーティスティック・ディレクターを務めるクレマンス・カウ
デニムのアップサイクルを専門とする山澤亮治氏とCahuのコラボレーションが、両展示会をつなぐ架け橋となる。このコラボレーションでは、山澤氏が様々なブランドやクリエイターのために制作したアーカイブ作品が展示される。
この展示に加えて、Pioneer DenimとIEDトリノ校による、イタリアのデザインスクールの学生たちとデニムの創造的可能性を探るプロジェクトや、Pioneer DenimとTransnomadicaによるヴィンテージデニムコレクションを巡るコラボレーション、さらに1985年にノルマンディーで設立されたフランスの彫刻スタジオLeblon Delienneによるインスタレーションも行われる。
また、パリの書店0fr.の30周年を記念し、1990年代から2000年代初頭にかけての雑誌『Purple』のバックナンバーを集めたポップアップストアも展開される。さらに0fr.は、日本のセレクトショップBeamsの50周年を記念した特別コラボレーションも発表している。
2026年9月の共同開催を彩るトークセッションとファッションショー
トラノイ東京は、海外からの登壇者と日本の業界関係者を招き、2つのトークセッションを開催する。
9月9日には、日本と西洋の相互影響をテーマにした「When Japan Became a Style」が開催され、栗野宏文氏、マウリツィオ・ドナディ氏、スー・バレット氏らが登壇する。
9月10日には、「How Do We Know What's Cool?」と題し、今日ファッションにおいて何が重要かを誰が決めるのかという問題について、エイミー・レバートン氏、アレックス・テュメレル氏(0fr.共同設立者)、そしてWWDジャパン編集長の村上要氏が議論を交わす。
そしてハイライトとして、トラノイ東京は初となるファッションショーを9月9日16時に開催する。このショーでは、ルーマニアのデザイナー9名とPioneer Denimがコラボレーションを披露する。