記事の著者 Florence Julienne
2026年春夏はこの色がくる!英WGSN予測
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トレンド予測を手がける英のWGSN社は、同社が運営するカラーシステム「Coloro」の一環として、2026年春夏トレンドカラーを発表した。 選ばれたのは、「Transformative Teal(トランスフォーマティブ・ティール)」、「Electric Fuchsia(エレクトリック・フクシア)」、「Blue Aura(ブルー・オーラ)」、「Amber Haze(アンバー・ヘイズ)」「Jelly Mint(ジェリー・ミント)」の5色。 WGSN によると、2026年は古い観念が覆され、消費者が社会や産業、環境のあり方に急速な変化を求める“方向転換の一年”になるという。今回選ばれた、空気を感じさせる鮮やかな色や自然や地球を象徴する独特な色、そして精神を落ち着かせる色が組み合わさったカラー...
「バルマン」にデザイン盗用疑惑が浮上
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「バルマン(BALMAIN)」のオリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)クリエイティブディレクターにデザイン盗用疑惑が浮上した。訴えを起こしたのは、セネガルのブランド「トンゴロ(TONGORO)」の創設者、サラ・ディウフ(Sarah Diouf)。同氏は「バルマン」がパリで発表した2024年秋冬メンズコレクションで使われたアクセサリーが自身のデザインに類似しているとして、「バルマン」を告発した。また、「バルマン」を巡っては、ロンドンを拠点とするファッションブランド「セルフフッド・オフィシャル(SELFHOOD OFFICIAL)」のオーナー、ドミニカ(Dominika)もデザイン盗用されたと主張している。 渦中のアクセサリーは、2019年5月に「トンゴロ」が発表した「...
2024年春夏「楽天ファッションウィーク東京」が開幕
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会期を8月29日〜9月3日に前倒し、国内外での受注シーズンに向け先陣を切りたい、2024年春夏の「楽天ファッションウィーク東京」。その姿勢は、今季のテーマである、外部との交流や個々の価値観・表現・マインドの解放を意味する「OPEN,FASHION WEEK」というフレーズにも現れている。 今季の開催では、合計50ブランドが参加。うち、フィジカル発表を予定しているのは35ブランドで、残り15ブランドがオンラインで最新コレクションを発表する。初参加ブランドは海外の7ブランドを含む13ブランド。加えて7つの展覧会や楽天による日本発ブランドの支援プロジェクト「by R」も開催される。 テーマである「Open, Fashion Week」は、さまざまな価値観、視点、生き方がある社会のなかで、それ...
2023年ANDAM賞グランプリ、LGN ルイ ガブリエル ヌーチが受賞
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フランス服飾推進委員会による新人デザイナーを対象とした表彰プログラム「ANDAM賞」が開催され、「LGN ルイ ガブリエル ヌーチ(LGN LOUIS-GABRIEL NOUCHI)」が2023年のグランプリに輝いた。特別賞には「デュラン ランティンク(DURAN LANTINK)」「エスター マニャス(ESTER MANAS)」が選ばれたほか、「アヴェラーノ(AVELLANO)」と「ラスラン バジンスキー(RUSLAN BAGINSKIY)」がピエール・ベルジェ賞とファッション・アクセサリー賞を獲得した。 特別賞に2ブランド 『American Beauty(アメリカンビューティー)』『A Single Man(ア・シングルマン)』などの小説をインスピレーションに進化する男性的な美を...
まるでハリウッド映画〜ファレル初の「ルイ・ヴィトン」メンズ・ショー
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待ち望まれたファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)によるデビュー作「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」2024年春夏メンズコレクションのショーがこのほど、開催された。 ファレルは今年、「ルイ・ヴィトン」のメンズ・クリエイティブ・ディレクターに就任したばかり。20日、ヨットでパリ・オルセー河岸に降り立ったゲスト達は、LVMHが所有し「ルイ・ヴィトン」本社が入る百貨店「ラ・サマリテーヌ(La Samaritaine)」を眺めるポンヌフ橋の上に現れた一面金色に輝く会場に迎え入れられた。 MEN’S SPRING-SUMMER 2024 FASHION SHOW © Louis Vuitton – All rights reserved. Beyoncé &...
「エルメス」、皮革製品に関する研修機関で新たな資格取得コースを新設
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フランス皮革製品連盟(Fédération Française de la Maroquinerie)はこのほど、「エルメス(HERMÈS)」の研修機関である「エコール・エルメス・デ・サヴォワールフェール(L'École Hermès des savoir-faire)」が新設する皮革製品製造技術を習得するコースを承認した。承認されたのは皮革製品の裁断および縫製技術の専門資格取得を目指す二種。いずれも2023年開講予定で、年間200人を受け入れる。 同校は、今年の年末を目処に「エルメス」がフランス国内に所有する皮革に関する9つの拠点の第6拠点に統合される計画がある。「エルメス」が掲げる教育や研修へのアクセス推進に向けた経済・社会・地域のプレイヤーとしてのコミットメントに則り、手工芸分野...
2022年のイエール賞で際立つ、服飾素材の再解釈
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「第37回イエールフェスティバル(Hyeres Festival以下、イエール賞)」が国際繊維・服飾見本市「プルミエール・ヴィジョン(Première Vision)」と同時開催され、受賞作品を通じて新しいイノベーティブな服飾素材の使用が際立った。 次世代のファッショニスタたちは、将来サステナブルな服を作るために古着(使わなくなった余剰生地やアップサイクリングを含めて)を分別して再利用し続ける必要はない。こうした再利用の方法は、社会的にも環境面においても古くなりつつあるためだ。今回の「イエール賞」のファッションおよびファッションアクセサリー部門でグランプリやファイナリストに選ばれたデザイナーたちにとって、従来の意味でのサステナビリティはもはや選択肢にないのである。 Image:...