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ラルフ・ローレンに大英帝国勲章

by Huw Hughes
2019年6月28日

米国のファッションデザイナー、ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)氏がそのファッション業界での功績を認められ、名誉大英帝国勲章KBE を受章した。

勲章はバッキンガム宮殿で行われた非公式な式にてチャールズ皇太子より授与され、ローレン氏のファッション業界での貢献や業界外にわたる慈善活動が称えられた。ローレン氏は特に乳がんの研究や治療法開発に対する助成活動に熱心で、2016年には英・王立マースデン病院内に乳がんの分子検査研究を行う“Ralph Lauren Centre for Breast Cancer Research (ラルフ・ローレン乳がん研究センター)”を開設している。また今月にはローレン氏が創業したラルフ・ローレン・コーポレーションが同じくマースデン病院内にオープン予定の最新鋭のがん研究・治療施設 “Oak Cancer Centre(オークキャンサーセンター)”の建築助成を行う計画を発表した。

今回の受勲により、今年79歳を迎えるローレン氏の50年以上にわたる華々しいキャリアに新たな勲章が加わることとなった。ローレン氏はこれまでに米国ニューヨーク市の栄誉賞やフランスの最高勲章“Legion d'Honneur(レジオンドヌール勲章)”も受賞している。

チャールズ皇太子より勲章を授与されるラルフ・ローレン氏

これまで名誉大英帝国勲章を受章した米国の著名人にはドワイト・D・アイゼンハワー元大統領、アンジェリーナ・ジョリー氏、スティーブン・スピルバーグ氏、ビル&メリンダ・ゲイツ氏などがいる。

在ニューヨーク市英国総領館のアンソニー・フィリップソン総領事は昨年11月、ローレン氏の受章決定の一報を聞き、「ローレン氏はそのファッション、ビジネス、慈善活動における名高い経歴の中で国境を超えて英国との文化・経済的関係構築に貢献している。世界中でラルフ・ローレンブランドのクリエイター、経営者として活躍し、半世紀にわたりグローバルファッションおよびアメリカン・スタイルを牽引している」とコメントしている。

また総領事は、「さらにローレン氏は公衆衛生やがん治療・研究の領域を中心に英米で数々の慈善活動を展開し、世界中の人々に恩恵をもたらしている」と付け加えている。

写真: Ralph Lauren