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「モンクレール 」、フレグランスを発売へ

By Kristopher Fraser

2020年7月13日

高級ダウンコートで知られる「モンクレール (Moncler)」が競争が激化するフレグランス市場に参入する。同社は仏大手フレグランス製造会社のインターパルファム社(Interparfums SA)とフレグランス製品に関する独占的グローバルライセンス契約を締結した。契約期間は2026年12月31 日までで、5年間の契約延長の可能性もある。

本契約締結により、インターパルファム社は香水やフレグランス製品の開発と製造を行い、「モンクレール」直営店および一部の百貨店内などのインショップ、フレグランス専門店や免税品店などで販売する。2022年の第一四半期内に第一号製品の発売を見込む。

「モンクレー」のレモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)会長兼最高経営責任者(CEO)は「インターパルファム社は名高い専門性と独創性を持ち、 “モンクレール”のDNAやユニークなアイデンティティに合致したフレグランスづくりに相応しい理想的なパートナーだ。フレグランスラインの展開は当社が推進する選択的なブランド展開戦略にも沿っており、顧客の経験をより豊かにしていく」とのコメントを発表している。

一方インターパルファム社フィリップ・ベナサン(Philippe Benacin)会長兼最高経営責任者は「今回の契約締結は我々にとって最高の成果。モンクレールは山々や自然、イノベーションや進化へのあくなき探究心を想起させる唯一のラグジュアリーブランドだ。彼らは常に個性や本物の持つ良さ、品質、エクセレンスを指向してきた。その功績は目を見張るものがあり、今後我々が作っていくフレグランスにもモンクレールのユニークさが上手く反映されることは間違いない」と語っている。

コロナ後のシナリオを模索する「モンクレール 」にとって、新たな市場への参入は業績回復の後押しになるかもしれない。同社の今期1月〜3月の売上は18%下落している。旅行者の減少や北半球における夏到来でスキーシーズンが遠退く中、「モンクレール 」の売上はしばらく鈍化すると見られている。

写真提供: Interparfums