「ファーフェッチ」、決済に暗号通貨取り扱い開始へ
By Rachel Douglass
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高級品ECのファーフェッチ(FARFETCH)が、今年後半にも決済時の暗号通貨の取り扱いを開始すると発表した。手始めに会員プログラムの最上位ランクにあたる「プライベート・クライアント」レベルの顧客を対象に導入した後、米国、英国、残りの欧州各国で展開し、将来的にはその他の市場にも広げていくという。
今回取り扱いを開始する暗号通貨はビットコイン、イーサリアム、バイナンスなど7種類。
なお、ファーフェッチは傘下のブティック「ブラウンズ(BROWNS)」および「オフ-ホワイト(OFF-WHITE)」の旗艦店の一部で試験的に暗号通貨による決済受付を導入していたが、結果が良好であったため、本格導入決定に至った。
試験的運用について、ファーフェッチ創業者で同社会長兼CEOのジョゼ・ネヴェス(José Neves)氏は、「(暗号通貨での支払いについて)試し、学ぶ重要なステップであり、ファーフェッチのコミュニティとその技術およびサービスのノウハウを共有できることを嬉しく思う」と述べている。
さらにファーフェッチは、暗号通貨プラットフォームの「Lunu」とパートナーシップを締結したことも発表。同社と共同でファーフェッチ傘下のブランド等のブティック向けにオンラインと実店舗の両方に対応したオムニチャンネルの暗号通貨決済ソリューションを提供していくとしている。
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