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「マリーン セル」がデジタルファッションのコレクションを「スキンベーダース」で公開

By Danielle Wightman-Stone

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ファッション
Image: Marine Serre Skinvaders

「マリーン セル(MARINE SERRE)」は、デジタル・プラットフォーム「スキンベーダース(Skinvaders)」と連携し、2022年秋冬の新作「ハードドライブ(Hard Drive)」コレクションをメタバースでも楽しめるデジタルコレクションを展開する。

「スキンベーダース」は、ファッション業界向けデジタル技術を提供する企業の「プラットフォームE(PlatformE)」が開発した、ファッションブランドのスキン(ゲームのキャラクターの着せ替えアイテム)やデジタルファションを扱うプラットフォーム。今回「マリーン セル」が発表したデジタルコレクションは、メタバース「Zepeto」内の「スキンベーダース」上で公開され、ユーザーは購入したファッション・アイテムを使って自身アバターを着飾ることができる。アイテムの価格は仮想通貨で5〜14Zems。

「スキンベーダース」のアレクシス・アラゴン(Alexis Arragon)CEOは「デザイナーやラグジュアリー商品をはじめ、ゲーム利用者を対象としたアバター・カスタマイゼーションの投資がここ最近増え続けており、ゲーム内のブランド・プレゼンスを高める大きな機会となっている」とコメントしている。

さらに、「ゲーム利用者の3人に2人以上がブランドのスキンに興味を示しているという状況のなか、“マリーン セル”のチームとコラボし、彼らのコレクションをデジタル世界に展開しながら市場性を増続ける領域に参入するという今回の取り組みに大変興奮している」としている。

市場調査を行う「Statista」によると、米国ではメタバースの利用者拡大を受け、ゲーム内のスキンやエモート(ゲームのキャラクターなどに追加する特別な仕草や動き)などのカスタマイゼーションの購入者数は2021年に44%増加したという。こうした傾向は、世界に28億1千人いるといわれ 、成長を続けるビデオゲームコミュニティにおける新たな顧客やブランド支持者開発の機会をファッションブランドに投げかけている。

Image: Marine Serre/ Skinvaders
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