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パリコレ、次期開催初参加の10ブランドを発表

By Huw Hughes

2020年9月11日

ファッション

パリ・ファッションウィーク(以下、パリコレ)を運営するプレタポルテ連合会(Fédération de la Haute Couture et de la Mode、以下、サンディカ)は今月末開催を迎える次期パリコレに初参加する10ブランドを発表した。

初参加が決定したのはフランスの「アミ(Ami)」「エスター マニャス(Ester Manas)」「モッシ(Mossi)」「ヴェジャス(Vejas)」、米国の「アンファン リッシュ デプリメ(Enfants Riches Deprimés)」「ガブリエラ ハースト(Gabriela Hearst)」「スターリング ルビー スタジオ. LA. CA. (S.R Studio LA.CA)」に加え、英国・デンマーク・ジョージアの「ウェールズ ボナー(Wales Bonner)」、「セシル バンセン(Cecilie Bahnsen)」、「シチュエーショニスト(Situationist)」。公式発表スケジュールは今週後半に開示される。

次期パリコレは9月28日〜10月6日の期間開催され、他のファッションイベント同様、対面型とデジタル形式のハイブリット展開となる予定。

WWDによれば初参加となる仏ブランド「アミ」は対面型のショーで新作発表を予定しているといい、デザイナーのアレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)は「ファッションショーはコレクションを発表する“マジカルな出会いの場”であり続ける。デジタルプログラムによりクリエイティブで芸術的なメッセージ発信の強化ができるとしても、ショーがもたらす驚きは、観客や制作チーム、顧客、会場の外から僕らを見ている人々にとって格別の出会いを与えるものであることは変わらない」とコメントしている。

ファッションウィークは対面式イベントの再開を準備

この数カ月、新型コロナの感染拡大による安全面の懸念や渡航規制から多くのファッション・ウィークや展示会が会場による対面型形式での実施の中止を余儀なくされた。突然の予定変更に、主催者達は急遽デジタル開催に踏み切ることとなった。

パリコレは今年7月、クチュールおよびメンズのファッションウィークで史上初のデジタルファッションショー を開催。参加各ブランドは新作コレクションのショーを動画で配信した。

ファッションウィークのデジタル開催には利点もあった。伝統的に特定の観客に限定されていたランウェイをより多くの観客に公開することが出来た上、パリに行くための渡航にかかる巨大なカーボン・フットプリントも削減された。その反面、ステージで行われる対面式のイベントだからこその醍醐味は間違いなく失われた。

そして各国の外出制限が緩和された今、主要なファッションウィークの主催者は一部デジタル開催を継続するものの、従来の会場開催形式のショーを再開すべく少しずつ動き出し始めている。

先週、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は9月のニューヨーク・ファッションウィークの開催について、「屋外イベントの観客数は上限50人」「屋内イベントについては無観客とし、会場を使用する人の割合を収容可能人数の50%以内に制限する」などの内容を含む米国の安全衛生ガイドラインを“徹底”することを条件に青信号を出した。ニューヨーク・ファッションウィークは9月13日〜16日の間に開催される予定。