カミラ・フランクス、ディズニー100周年を祝うガウンをデザイン

オーストラリアのデザイナー、カミラ・フランクス（Camilla Franks）はこのほど、ディズニー創立100周年を記念して特別にデザインしたガウンを公開した。

ミッキーマウスと恋人ミニーマウスに着想を得たオートクチュールのガウンは、42メートルのシルクと10メートルのチュールを使った大作。装飾には10万個を超えるクリスタルをすべて手で縫い付け、制作は数カ月を要したという。

ガウンはディズニーが創立100周年記念事業として現在展開中の「Create 100」キャンペーンの出展作品として制作された。同キャンペーンではファッションや音楽、アートなどの分野で活躍するクリエイターらが、「ディズニー」「ピクサー」「マーベル」「スター・ウォーズ」「20世紀スタジオ」の映画やキャラクターに関するそれぞれの想いをインスピレーションに作品を制作。作品はオークションで販売され、収益金は難病の子どもを支援する非営利団体「メイク・ア・ウィッシュ」の支援に提供される。

今回フランクスがデザインしたガウンは、後ろ部分のスカートを長めに取ったハイロー・シルエットのドレス。鮮やかな色彩の生地を使うとともに、ボディス部分にはノットディティールをあしらっている。さらにミニーマウスを思わせる蝶結びの形をした大胆なカスケードフリルのスカートには、ミッキーが登場する漫画のコマのプリントや、クリスタルで作られたミッキーの顔のモチーフ400個を配したトレーンがついている。なお、ミッキーの顔モチーフの制作には、総数6万5000個のクリスタルが使われたという。