トミー・ヒルフィガー、20年春コレクションをロンドン・ファッション・ウィークで発表へ
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ニューヨーク、パリ、ミラノ、上海、ロサンゼルスと世界各地でランウェイショーを繰り広げてきた「トミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)」がロンドンに帰還する。同ブランドは2020年春コレクションを今年のロンドン・ファッション・ウィークで発表すると親会社PVHが報じた。
ショーは今年2月16日の午後8時よりロンドン市内の国立美術館「テート・モダン(The Tate Modern)」のギャラリーで開催される。同ブランドが“See Now Buy Now”(今見て、今買おう)をコンセプトに2016年9月より開催している体験型ファッションイベントTOMMYNOWと同じ形式となる予定で、ランウェイで披露される全アイテムがショーの直後からオンラインショップや世界70カ国以上の直営店・ソーシャルメディアで販売開始となる。
今回のショーでは20年春の「トミー・ヒルフィガー」のウィメンズおよびメンズコレクションに加え、F1チャンピオンのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)と共同で手がけた「トミー x ルイス コラボレイティブコレクション(Tommy x Lewis collaboration)」も発表予定。両者によるコラボ・コレクションは2019年秋に続き2回目で、アイテムの75%以上がオーガニックコットン、ヴィーガンレザー(人工皮革)などのサステナブル素材や環境配慮型のデニムウォッシュ加工を使用したものだという。
デザイナーのトミー・ヒルフィガーは今回のコレクションについて「我々はサステナブルなデザイナー・ライフスタイル・ブランドとして世界を牽引していく心構えだ。これはルイスと共通したコミットメントである。ルイスとはコラボレーションを開始した当時から革新的な生産方法やサステナブル素材の導入を進めてきた。20年春シーズンはこれまでで最もサステナブルなコラボレーションであり、季節ごとに新しいマイルストーンを達成できることを誇りに思う」とのコメントを発表している。
画像: courtesy of Tommy Hilfiger