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「シャネル」、2020-21年のCruiseコレクションをオンラインで発表

By Huw Hughes

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ファッション

コロナ危機でイベント自粛が続く中、仏ラグジュアリーブランドの「シャネル(Chanel)」が2020〜21年のCruise コレクションをオンラインで発表した。

コレクションのタイトルは「Balade en Méditerranée’」。当初今年5月7 日にイタリア・カプリ島で開催予定であったが、コロナウイルス感染拡大により3月に中止となった。

カール・ラガーフェルドの後を継ぎクリエイティブ・ディレクターに就任したヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard )氏は書面で次のコメントを発表した。「コレクションはもともとショーの開催予定地であったカプリ島を意識してデザインしたもの。しかしロックダウン になり実現しなかった。そのため、(オンラインでも)当初のコンセプトに合わせることとなった。生地は手元に用意していたものを使い、デザインも地中海を巡る旅、島々、ユーカリの香り、ブーゲンビリアのピンク色などをイメージし、全体的に進化させていった」。

「シャネル」、コロナ後初のコレクションを発表

今回のコレクションは「小さなキャリーケースやショッピングバッグ、刺繍のついたハンドバッグに入れて持ち歩けるワードロープ」(ヴィアール氏)として誕生したもので、ストラップレス・ドレスにもなるロングスカートなど着やすい多用途の服やビキニやバンドゥ、ジーンズと合わせられる黒のシフォン・ロング・ジャケットなどで展開。

加えて透明の上質なラメのドレス、ラップドレス&スカート、ブーゲンビリア・ピンクのレザー・スーツ、より動きのあるデザインへと再定義したアイコニックなツイード・スーツなどもある。

ファッション 業界では昨今社会事情に合わせてイベントのオンライン化が進み、2020-21年Cruise コレクションの発表はその最新事例となる。上海ファッションウィークやデニム業界展示会「Kingpins (キングピン)」も従来の方式からオンライン形式へと開催方法を変更している。

写真提供: courtesy of Chanel

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