ウィメンズウェア2021年プレフォール、注目は「ジオメトリック」
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プレフォール2021のトレンドはジオメトリック柄。ブランド各社のコレクションでは具象的な幾何学模様をリピートし、カラーパレットにアングルや立体感を足すというデザインが続々と披露された。
「MSGM」はひし形を使ってクラシックなアーガイル柄を現代風にアレンジしたセーターを複数発表。同様に「フィロソフィ(Philosophy)」「アルベルタ フェレッティ(Alberta Ferretti)」「マリーナ モスコーン(Marina Moscone)」もタータンチェックに長方形のパターンをミックスしモダンなタータンチェックを表現した。「バーバリー(Burberry)」と「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW Anderson)」はチェッカーボード柄やプレイドを思わせる正方形のパターンでジオメトリックな印象をさらに追求した。
一昨年前から人気上昇中のギンガムやプレイドなど、ここ数シーズンにわたりスクエアなパターンが各ブランドの新作に多くお目見えしている。コレクションでは「春夏ではギンガムチェック、秋冬ではプレイド」という公式が定番化しているが、2021年プレフォールで際立ったハイブリッドなジオメトリック柄の登場で従来のクラシックなパターンが進化を見せた。
Tory Burch, Pre-Fall 2021
Alberta Ferretti, Pre-Fall 2021
2021年プレフォールのトレンドは「ジオメトリック・プリント」
つねに人気の高いジオメトリック柄だが、2021年プレフォールではクラシックなチェック柄をより小ぶりにし、リピートするプリントへとシフトしている。イブニングウェアからカジュアルなルック、さらにはアスリージャー・スタイルまで、あらゆるウィメンズウェアでのシャープなアングルや細かいモチーフ使いにぜひ注目を。
画像: Unsplash, Tory Burch & Alberta Ferretti (Pre-Fall 2021) Catwalk Images