2021秋冬 ウィメンズウェアのトレンド:「アクア」
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2021-2022年秋冬のランウェイに彩りを加えたアクア。アウターからランジウェアまで、その明るい青の色合いはあらゆる服に遊び心と上品さを与える。
「トッズ(Tod’s)」がジャケットやスカート、シューズをアクアトーンで展開したのに対し、「モスキーノ(Moschino)」は他の青系の色味にアクセントとしてアクアを使用。「ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)」でも単色使いのアイテムのほか、黒に合わせてアクセントとしてアクアカラーがふんだんに取り入れられた。同じく「マルニ(Marni)」「アルベルタ フェレッティ(Alberta Ferretti)」の新作でもアクアカラーが際立ち、特に「アルベルタ フェレッティ」はアクア一色のセーター、コート、アクセサリーが登場した。
現在店頭に並ぶ新商品にも爽快な青系のカラーを使ったアイテムがちらほらと増えだし、アクアのトレンドはすでに上昇気流に乗っている。現時点では明るめのブルートーンのドレス、セーター、パンツが主流で、アクアのような鮮やかな青とまでは言えない。しかし夏に向けてアクアカラーのスイムウェアも出始めた上、「アロー ヨガ(Alo Yoga)」はレギング、トップス、スポーツブラ、アクセサリーなどの商品に「ブライト・アクア(Bright Aqua)」というカラーを追加した。
Marni, Tod’s and Moschino; Fall/Winter 2021
2021-22年秋冬は「アクア」をチェック
今秋にはアクアの色使いが幅広いカテゴリーで見られるようになることが予想される。今のところはラウンジウェアやスイムウェアでの展開が目立つが、各ブランドの2021-22年の秋冬コレクションでは濃い色が従来の控え目なニュートラルなオータムのカラーパレットに加わる形で出てきている。
アクセント、パターン、一色使いなど、今年の秋冬シーズンはアクセサリーやプレタポルテでのアクアカラーにぜひ注目を。
画像: courtesy of Marni, Tod’s and Moschino; Unsplash