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2021年秋冬のキーワード:「バイブラント・カラー」

By Robyn Turk

2021年4月28日

今年の秋冬のファッションシーンはこれまでにないほどにカラフルになりそうだ。厳しい一年となった昨年から回復しつつある今日この頃、2021年秋冬に向けては明るく、遊び心に溢れるバイブラント(色鮮やか)なカラーがトレンドになる兆しだ。

「今年の秋冬のカラー・トレンドは従来とは少し違う。いつもなら春先の定番のカラフルな色使いが、秋でも見られるようになる」とするのはカリフォルニア発ファッションブランド「ハイピーチ(Hypeach)」のシニア・スタイリスト、ケイト・バーカー(Cait Barker)。

バーカーは、今年の秋冬シーズンにはイエローや明るめのピンク、フクシアといったバイブラント・カラーに加え、色彩豊かな色使いのコンビネーションや模様が主流になると予想。また、色使い以外にもこれまでは暖かい時季のスタイルで目立っていた短めのヘムラインやカッティングが秋にも登場するという。

「皆、(一年前より)ハッピーで明るい秋にしたいと思っている」とバーカーは言う。 「昨年はファッションやレジャーにとって残念な一年だった。その分今年の秋はより活力がみなぎり、新鮮さを感じられる季節になる。それを印象づけているのが今秋の特徴的な色使いやシルエットだと思う」。(バーカー)

デザインは華やかさが増すが、着心地に対するニーズもまだ大きい。「スウェットで過ごすことに慣れた昨年に引き続き、着飾ることが増えた今年でも着心地の良さが重要視されている。しかし一方でこれまでのスウェットシャツやジョガーパンツといったアイテムから、柔らかな素材やゆったりとしたフィットなど、快適さの解釈が今までとは異なる形へと変わっている」とバーカーは語る。

さらに2020年に人気となったラウンジウェアは、チャンキーニットなどの新しい素材で展開するなど一層高級感を感じる装いに。デニムもオーバーサイズやリラックスしたフィットが注目され、快適さを追求した幅広のレッグやローライズのスタイルが人気に。これまではテイラードやかっちりとしたシルエットがトレンドだったレザーのアイテムも、2021秋冬ではラフなスタイルが流行しそうな予感だ。

バイヤー必見の2021秋冬ルックス

2021秋冬シーズンに向けたバイヤーへのアドバイスについては「この秋は“楽しさ”や明るいカラー、エネルギーを忘れないこと」とコメント。世界各地で外出規制などが解除され、消費者は楽しくてエネルギッシュ、それでいて十分に着やすい服への需要が高まるだろう」とバーカーは説明する。

「経済活動が再開し、ふたたび人々の交流が始まる。そうしたエネルギーがファッションでも感じられるようになるのではないか」。そうバーカーは主張している。

画像: courtesy of Stella McCartney