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2021年に最も売買されているブランドは「グッチ」〜リアルリアル調べ

By Don-Alvin Adegeest

2021年9月23日

ファッション

" alt="alt" /> 今年最も売買されているブランドは「グッチ(GUCCI)」であることが、世界最大の中古高級品取引サイトを運営するザ・リアルリアル(TheRealReal)が発表した調査『2021年高級品再販レポート(2021 Luxury Resale Report)』で明らかになった。

同レポートではザ・リアルリアルの2300万人を超えるユーザーの行動や同社が販売した1900万点以上の商品データをもとに、長引くパンデミックによる消費者の行動への影響を含めた高級品再販市場の現状を紹介している。

「グッチ」が今年最も売買されているブランドに

同レポートによると、中古品の購入件数は昨年に比べて62%増え、さらに中古品の販売委託件数も61%増加したという。「グッチ」の中古品の購入者および出品者のなかで最も多いのは初代節約世代と言われるX世代の消費者で、「グッチ」以外には、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「シャネル(CHANEL)」「プラダ(PRADA)」「ディオール(DIOR)」が中古品取引の多いブランドの上位5ブランドにランクインした。

" alt="alt" /> 画像キャプション: Gucci @ The RealReal

2021年に急成長した新規ブランドでは「テルファー(TELFAR)」が首位を獲得。ザ・リアルリアルにおける同ブランドのバッグの検索件数は前年比590%と大躍進した。一方、意外にもストリートウェアは振るわず、プレップなストリートウェアの人気が再燃したことにより「イージー(YEEZY)」や「シュープリーム(SUPREME)」など主要なストリートウェアブランドの人気が低迷。かわりにアウトドアファッションをストリートウェアに取り入れるスタイルが支持を集め、「カサブランカ(CASABLANCA)」や「サロモン(SALOMON)」が人気となり、これら2ブランドのザ・リアルリアルにおける検索件数がそれぞれ前年に比べ358%および188%増加した。

サーキュラーエコノミーの浸透

また調査では、昨年中古の高級品を初めて購入した消費者が29%にのぼり、循環型経済に貢献する再販市場がこれまでになく浸透した年であったことが判明。加えて、2021年の第一四半期中に中古品を出品したユーザーのうち45%はそれまで中古品出品経験のないユーザーであった。

消費者のサステナビリティに対する意識も引き続き高まっている。同調査では40%のユーザーがファストファッションの代用として中古高級品を買っていると回答。さらに43%のユーザーが中古高級品を買う動機について「サステナビリティ」を挙げている。

調査結果を受け、ザ・リアルリアルのラティ・サヒ・レヴェスク(Rati Sahi Levesque)社長は「昨年6月末以来ザ・リアルリアルの新規ユーザーが600万人増え、中古高級品市場は記録的な成長を遂げている」とコメント。「(調査結果により)新型コロナによる各種規制や経済再開が消費者行動に顕著に影響を及ぼしている状況が伺える。賢い消費者は高級品への投資に強い関心を示しており、特にミレニアム世代やZ世代が最も意識の高い層であることが我々の調査で示唆されている。さらに消費者は昔のファッションからインスピレーションを得ており、伝統的なストリートウェアや日本のデザイナーによるビンテージ•メンズウェアの需要が高まっている」と説明している。

画像キャプション: Gucci campaign via Gucci.com