2022年春夏コペンハーゲン・ファッション・ウイークの顔ぶれが発表
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8月10日〜13日に開催される2022年春夏シーズンのコペンハーゲン・ファッション・ウイーク(以下、CFW)が、38の出展ブランドデザイナーのラインナップを発表した。なお、今回のイベントは会場での集客型で行う。
ラインアップには「ガニー(Ganni)」「スティーヌ ゴヤ(Stine Goya)」「ホルツワイラー(Holzweiler)」「サックスポッツ(Saks Potts)」「マリメッコ(Marimekko)」「ハン コペンハーゲン(Han Kjøbenhavn)」「ヘルムシュテット(Helmstedt)」「ブレッガー(Brøgger)」「ホープ(Hope)」「シュナイダーマン(Schnayderman’s)」「ディヴィジョン((di)vision)」「バーナー キュール(Berner Kühl)」「ニコライ ストーム コペンハーゲン(Nikolaj Storm Copenhagen)」など、ビッグネーム・ブランドと若手デザイナーが名を連ねている。
会場集客型で開催
8月開催の2022年春夏シーズンのCFWは関連する業界関係者向けイベント「Revolver」および「CIFF」と併せて、従来通り会場での集客型形式で行うことが先月主催者により発表されている。
予定されている38のショーのうち、30のショーも会場でのフィジカル形式での開催となる見通しで、残りのショーおよび会場開催されるショーのライブ配信はCFWのウェブサイトを通じて閲覧可能となる。
CFWのセシリエ・ソルスマルク(Cecilie Thorsmark) CEOは、「世界が扉を開き、やっと北欧ファッションの醍醐味を参加者の皆さんと祝えるようになった」とのコメントを発表。「そのため、次回のCFWでインスピレーションに溢れる幅広いクリエイティビティとともに素晴らしい力強いラインアップを披露することができて大変嬉しく思う」としている。
またCFWは、毎年開会イベントとして開催される新人デザイナーに贈られる賞「タレントスロット(Talent Slot)」の受賞者に「エ・ローエ・ホーベ (A. Roege Hove)」が選ばれたと発表した。発表理由についてCFWは「コンシャス(自然環境や倫理性に配慮した)デザインのアプローチが浸透したニットウェアやテキスタイル処理におけるコンテンポラリーさの探求は、精巧な北欧デザインの未来像を審査員に対し明確に示した」と話している。
他のファッションイベント同様、CFWはここ数回新型コロナ・パンデミックによる各種制限のためイベントの開催形式をオンライン形式へと変更した。 パンデミック第一波が過ぎた2020年8月の開催時には、欧州での制限が一部緩和されたことを受け、事前収録した動画の配信とライブイベントを組み合わせたハイブリット 形式で実施した。
しかしその後今年2月には欧州での状況が悪化したことに伴い、再びオンライン形式での開催となった。
「この機会に、統一と協力の重要性を強調したい。私たちは協調することでさらに強くなり、それをコペンハーゲン・ファッション・ウィーク2022年春夏シーズンで世界の観客に示したい」とソルスマルクCEOは語っている。
画像提供:Copenhagen Fashion Week/Cecilie Bahnsen