2024年春夏「楽天ファッションウィーク東京」ハイライト
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2024年春夏シーズンの東京ファッションウィークが、ふたたび楽天をスポンサーに開催された。8月28日〜9月2日の会期中、「楽天ファッションウィーク東京」は「世界に向けた新人デザイナーの登竜門に」「“創”(デザイナー)と“匠”(製造事業者)、“商”(アパレル・小売の連携)の起点に」「東京をもっとおしゃれで楽しい街に」という3つのスローガンを掲げ、さまざまなショーやイベントを開催した。そんな最新の東京ファッションウィークのハイライトをFashionUnitedでおさらいしよう。
アスレチック・スタイル
今季のランウェイでは、懐かしいスポーツウエアのエレメントがジャケット、ジョガーパンツ、スウェットで復活した。
「ア ベイシング エイプ(BATHING APE)」
Look 3: 緑と白のオーバーサイズ・ジャケット。襟部分は緑と黄色のストライプ仕立て。燃え上がる炎のプリントをあしらったロゴ入りショートパンツ、オレンジ&黒のスニーカーとコーディネート。
「セヴシグ(SEVESKIG)」
デザイナー:長野 剛識
Look 4:モックタートルネックに重ねた、赤と白のスポーツジャケット。襟と袖はリブ編みで展開。ゼブラ柄の裏地や虎のアップリケがワイルドな印象を演出。
「アイレンセンス(IRENSENSE)」
デザイナー:曽 彦維
Look 11:コットン製クロシェットのVネックベストと黒のロールアップ・ショートパンツ。
「シュープ(SHOOP)」
デザイナー:大木 葉平、ミリアン サンス フェルナンデス
Look 35:デニムと合わせた、緑と黒の縁取りの入ったリブニット・セーター。袖と裾部分にはしご編みのインサートが入っている。
ロマンティック
古典文学の匂いのするヒストリカル・ロマンスのトレンドは、東京でも共感を呼んだ。
「ペイデフェ(PAYS DES FÉES)」
デザイナー:朝藤 りむ
Look 1:チュールのフリルの付いた、ハイネック・クロップドジャケットと同素材のニーハイ・ストレート・スカート。足元はライムグリーン・レースのブーツでアクセサライズ。
「セヴシグ(SEVESKIG)」
デザイナー:長野 剛識
Look 9:ピンクのTシャツとボイル素材の黒のキャミソールの重ね着ルック。フリルとレイヤーを組み合わせたオーバーロングのスカートと合わせて。
「アイレンセンス(IRENSENSE)」
デザイナー:曽 彦維
Look 18:黒のブラウス、パンツ&ペールブルーのチュール・ドレス。
「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」
デザイナー:ヴィヴィアーノ スー
Look 14:アイボリーのボウカラー付きブラウスと、ホットピンクのチュールのレイヤー。
レイヤード・ルック
重ね着やアドオンのアンサンブルも登場。
「フェティコ(FETICO)」
デザイナー:舟山 瑛美
Look 25:ピンクと白のフローラルプリントをあしらったブラウス&パンツと、黒と白のタンクトップの重ね着スタイル。
「サマ アンド ハヤ カドラ(SAMA AND HAYA KHADRA)」
Look 5:青とカッパーのプリントが入ったクロップ丈のジャケットとネイビードレス。ジャケットは肩周りに丸みを持たせている。
「ミューラル(MURRAL)」
デザイナー:村松 祐輔、関口 愛弓
Look 23:緑と紫のモック・タートルネック・ティアード・ドレス。上に黒のブラトップと白のクリンクル・ボディスをアドオン。
「クイーン アンド ジャック(QUEEN&JACK)」
Look 1: 水色とダークブルーのラッフルスリーブブラウス、ネイビーと白のプリーツスカート、青とブラウンのウィンドーペーン・チェック・ベスト、ネイビーのクロシェットの四段重ねルック。
テクニカル素材
テクニカル素材を使ったすっきりとしたモダンな新作もお目見え。
「ウィルソンカキ(WILSONKAKI)」
デザイナー:カキ・イップ
Look 23:オレンジのテクニカル・ジャケットは、襟元の装飾とシルバーの鳩目ボタンがポイントに。パンツも同素材で製作。
「ヴィルドホワイレン(WILDFRÄULEIN)」
デザイナー:ループ 志村
Look 19:フラップポケット付きベージュのテクニカル・ジャケット&パンツ。ジャケットの襟はリブカラー。
「へオース(HEōS)」
デザイナー:暁川 翔真
Look 6:ワッペンとポケット付きベージュのスタンドカラー・ジャケットと同素材のパンツ。パンツはショート丈のパンツの下に、ロング丈のパンツの裾をのぞかせている。
「ジャスマ(JUSMA)」
Look 12:グレーのVネックハニカムネットジャケット。袖口はレイアードスリーブ。胸に付いたブレストプレートも同素材で展開。バックル&ポケット付きパンツとコーディネート。
ブルーデニム
今季の東京ファッションウィークでは、厚さや色合いの異なるデニムを自由に使ったデザインが際立った。中でもミディアム・ブルー・ウォッシュが特に多く使われた。
「サポートサーフェス(SUPPORT SURFACE)」
デザイナー:研壁 宣男
Look 25:貝ボタン付きクリームのニットカーディガンと、ハイウエストのワイドレッグ・フロントプリーツ・ジーンズ。
「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」
デザイナー:小塚 信哉
Look 3:サイドポケット&ブロンズメタリックのカマーバンド付きワイドレッグ・デニムパンツ。
「ミーンズワイル(MEANSWHILE)」
デザイナー:藤崎 尚大
Look13:ベルト付きハイライズ・フルレッグジーンズと、同素材のオーバーサイズ・シャツ。
「フェティコ(FETICO)」
デザイナー:舟山 瑛美
Look 21: 刺し子風幾何学模様を白でプリントしたハイライズ・フルレッグジーン。トップスにはシルバーのサテン・ブラトップを着用。