2024年春夏NYFWの4大テイラード・トレンド(Part1)
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2024年春夏のニューヨークファッションウィーク(以下、NYFW)が今月上旬に開催され、老舗ブランドや新興ブランドが来春に向けての新作を発表した。花柄などのモチーフでロマンチックな雰囲気を加味した実用的なデザインが際立った中、立体的なテイラード・スタイルも多く登場した。FashionUnitedが選んだ2024年春夏NYFWの4大トレンドを一挙紹介。
スーツ
ここ最近開催されたNYFWでますます重要性を増しているスーツ。2024年春夏シーズンでは、かっちりとしたシングル&ダブルブレストのジャケットにバラエティー豊かなパンツを合わせるコーディネートが目立った。
「アディアム(ADEAM)」
デザイナー:前田華子
Look 17:セージグリーンのダブルブレスト・ジャケット&パンツ。胸元はチュールの飾りで華やかに。
「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」
Look 15:ピンクのスエード風生地で仕立てた、ダブルブレスト・ジャケットのパンツスーツ。襟元のステッチやフラップポケットなどのディテールが光る。
「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」
Look 19:キャメルの三つボタンジャケットとレースのパンツ。インナーはニットブラ。
「スタウド(STAUD)」
デザイナー:サラ・シュタウディンガー(Sarah Staudinger)
Look 16:ルースなフィット感のシングルブレスト・ジャケットと、ベスト、フロントプリーツのパンツのセットアップ。
「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」
デザイナー:ピーター・ドゥ(Peter Do)
Look 21:黒のシングルブレスト・ジャケットと、ゴールドに輝くグログラン生地のサイドストライプ入りパンツスーツ。ジャケットのクロスボディ・ベルトもグログラン製。
リュクスなユーティリティスタイル
オンもオフも両方対応できる、さりげないリュクスなディティールの効いたユーティリティスタイルも多数お目見え。
「サリー ラポワント(SALLY LAPOINTE)」
Look 1:白いクロップ丈のモトクロスジャケット&ロングのパネルスカート。インナーのシャツには、白のシアーの生地を重ねている。
「BEVZA(ベヴザ)」デザイナー:スヴェトラーナ・ベヴザ(Svetlana Bevza)
Look 14:オープンワークのディティールの入った、赤のコーテッドコットン製ジャンプスーツ。
「ディオン リー(DION LEE)」
Look 38:ヘビーコットン製オーバーサイズのプルオーバー。メタルスタッズの飾りとペプラム付き。アクセサリーには黒のサイハイブーツ。
「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」
Look 15:ダブルベルト付きクリームカラーのキャンバスジーンズ・ジャケット。ボトムスは白のコットン製アンダースカートとラップスカートのレイヤード・スタイル。
「トリー バーチ(TORY BURCH)」
Look 12:フード&隠しポケット付きペールグレーのブルゾン。ボトムスに合わせたマイクロミニのスカートは、色を一段淡くしている。