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ヴァージル・アブロー、「ルイ・ヴィトン」’22春夏のテーマは「レイヴ」

By Huw Hughes

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ファッション|In Pictures

ヴァール・アブロー(Virgil Abloh)が手がけた、「ルイ・ヴィトン」の2022年春夏メンズウェア新作コレクションが木曜日、パリ・ファッション・ウィークで発表された。新作では1980年代後半〜90年代に活況となった「レイヴ・カルチャー」や武道、ジェンダーをテーマにしたコレクション動画が披露された。

コレクションは『Amen Break(アーメン・ブレイク)』というタイトルの映画形式で発表された。タイトルはヒップホップやジャングル・ミュージックの基礎を築いたとされるファンク・ソウルグループ「ザ・ウィンストン(The Winstons)」の楽曲『Amen, Brother(アーメン・ブラザー)』の曲中で使われているドラムビートの名称から付けられたという。

「ザ・ウィンストンズ」はコレクションについて、「エレクトリック・ミュージックやヒップホップが同じ親から生まれた双子のように浮上し世界全体に広がり始めた時代に起こったブラック・アートやカルチャーの歴史的瞬間を反映している」とのコメントを発表している。

「ルイ・ヴィトン」2022年春夏新作のキー・ポイントは「チェス」

新作では「ルイ・ヴィトン」のシグネチャーの一つであるダミエ・パターンやヴァージルの「カルチュアル・タペストリー」に敬意を表し、多彩なチェッカー模様が登場。コレクション全体において、さまざまな生地の上に立体的あるいはトロンプ・ルイユ(だまし絵)の手法を用いて再現されている。

また、90年代の「レイヴ」で配られたチラシのイメージを織り込んだ透明なモノグラムのナイロン・ジャケットや、同様のチラシのパッチワークをあしらったコットンシャツ、スポーツの防護服や武道を思わせるパッドやハードな幾何学的模様を組み合わせたアイテムに加え、再生ポリエステル素材のジャカード織のランドスケープ・バッグ、ニューヨークを代表するアーティスト、ジム・ジョー(Jim Joe)とのコラボによるビーズ刺繍付きブラックスーツおよびチェッカー模様を編み込んだ全身ニットのモーフスーツも特徴的だ。

画像: Louis Vuitton SS22 show

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