「シャネル」の’22年秋冬新作、ツイード彩る
By Danielle Wightman-Stone
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2022年秋冬シーズンのパリコレ最終日は、「シャネル(CHANEL)」による溢れんばかりのツイードで彩られたショーで幕を開けた。創業者のガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)がスコットランドで散歩した日々をイメージして制作されたショーは、観客をツイード川を巡る旅に引き込んだ。
「シャネル」の新作コレクションもまた、その招待状から披露されたデザインまでツイードをふんだんに使っており、ひいては会場となったグラン・パレ・エフェメールでさえも壁から客席までツイードで覆いつくされた。
ショーではカントリー風にアレンジされた大ぶりなニット・カーディガン、マフラーなどさまざまなツイードに、「シャネル」のロゴをあしらったウェリントンブーツやニーハイブーツを合わせたスタイリングが登場した。
「シャネル」のヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)アーティスティックディレクターは「1960年代のイングランドやすごくカラフルだったレコードのカバーを思い浮かべた」とコメント。その発言の趣旨は、サイケデリックな色使いのジャケットやパッチワークのミニドレス、ショートパンツスーツといったツイードのアイテム、ならびにレザードレスに表れている。
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