「アレキサンダー・マックイーン」、菌にインスパイアされた’22年秋冬新作発表
By Danielle Wightman-Stone
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ロンドンの立体駐車場の屋上で’22春夏コレクションのショーを開催した「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)」が、今度はNY・ブルックリンの倉庫に出没し、キノコ菌糸体や自然界からヒントを得た’22年秋冬新作を披露した。
マッシュルームレザーをはじめ、サステナブル素材として最近のファッション界で話題のキノコ菌糸体。しかしデザイナーのサラ・バートン(Sarah Burton)が今回着目したのはサステナビリティではなく、社会や人々をつなぐ菌糸体の存在だ。
キノコのモチーフが編み込まれたモヘアのオーバサイズ・プルオーバー、鮮やかな赤・アシッドグリーン・黄色のクリスタルのキノコがあしらわれたサイケデリックな黒のフィッシュネットドレス、ビーズやスパンコールで表現されたキノコや菌糸体の刺繍、刺激的なキノコプリント付きのミニドレスなど、バートンは新作全体に菌糸体を散りばめた。
そのほか、黒や蛍光色でアレンジされた「アレキサンダー・マックイーン」のシグネチャーであるテイラードのスーツやトレンチコート、フリルのボールルームガウン、レザーのジャケットも登場した。
figure>アレキサンダー・マックイーン
ウィメンズキャットウォークシーズン
2022年秋冬
Alexander McQueen
AW22
FW22