水玉、ぬいぐるみ、ディスコナイト。個性濃い目の‘24年春夏NYFWストリート・スナップ
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今月上旬、ファッションの本場NYで開催された2024年春夏向けファッションウィークでゲストたちの多くは奇抜なルックスを封じ、上品なアンサンブルを纏ってデザイナーへの敬意を示した。一方街中では、ロングドレスや落ち着いた色使いに加えて、カラフルな服で個性を表現するファッショニスタたちも。他にも遊び心に溢れたワイルドなルックスも出現。NYでスクープした、注目のルックスをご覧あれ。
リトル・ブラック・ドレス
1920年代にココ・シャネルがかつて喪服とされていた黒い服をベースにしたドレスを発表して以来、クローゼットの必需品として支持されるリトル・ブラック・ドレス。その時を超えて愛されるスタイルが今季NYの女性たちの間で人気に。チェーンベルトや大ぶりなネックレス、ヘッドホンなどでルックスを完成させるのがイマドキ風。
太陽の色、オレンジ
NYのシックな印象の色使いに紛れて、オレンジのルックスが多数出現。鮮やかなオレンジの服は、明るさを引き出す。
水玉
服全体にあしらわれた、さまざまなサイズ・スタイルの水玉は、芸術家・草間彌生の作品を思わせる。
プレイフルなアレンジ
子供のころに戻ったような、遊び心あふれるアレンジがトレンドに。ぬいぐるみやオモチャ、落書きから、童話の世界から飛び出してきた牛さんルックまで、ニューヨーカーの想像力は尽きることがない。
アイ・ラブ・ニューヨーク
NYを訪れたら、必ず目にする「アイ・ラブ・ニューヨーク(I♥NY)」のロゴ。1977年にグラフィックデザイナーのミルトン・グレイザーが制作したもので、現在でもニューヨーク市の観光PRのシンボルになっている。マグカップなど土産物でよく見かけるアイコンは、デザイナーたちのインスピレーションにもなっている。
ディスコ
締めくくりは、1970年代を彷彿とさせるディスコティックなスタイル。グリッターを織り込んだベルベットの生地で仕上げたワイド幅のパンツに、タイトなトップスを合わせるなど、今にもパーティーに繰り出したくなるようなルックスが街を染めた。