【’24年春夏NYFW】体型美を引き出す、3つのボディコンシャス素材
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9月7日〜13日に開催されたニューヨークファッションウィーク(NYFW)では、2024年春夏に向けた新作のショーやプレゼンテーションを一目見ようと世界中からファッション関係者が摩天楼に集結した。多々見受けられたトレンドの中でも、一際顕著だったのが、本来の体型を見つめ直し前向きに受け止めるというボディーコンシャスのコンセプト。今季のNYFWではシアーやクロシェット、レースなど、女性の身体のラインの美しさにフォーカスした素材を使ったデザインが続々と登場した。
クロシェット
最初のトレンドは、クロシェット。特にドレスタイプのものが際立った。
「アレハンドラ アロンソ ロハス(ALEJANDRA ALONSO ROJAS)」
Look 47:白いスリーブレス・ショート・クロシェットドレス。裾部分にはフリンジのレイヤーが入っている。
「アキャンバス(AKNVAS)」
Look 11:袖や裾に長いフリンジをあしらった、赤のショート・クロシェットドレス。ウエスト部分にインサート入り。袖は取り外し可能。
「コーチ(COACH)」
デザイナー:スチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)
Look 9:はしごのように編み込んだ、黒のロングスリーブ・クロシェットドレス。襟部分はタートルネック仕様。
「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」
Look 14:カフタンのランダムストライプは、青・緑・サーモンピンク・バーガンディ・黒・ベージュを使い、不規則な幅に織り込まれている。
「フレデリック アンダーソン(FREDERICK ANDERSON)」
Look 15:黄色い七分袖のカラーレスドレス。胸元の深いVネックと、腹部の空洞がセクシーさを演出。
レース
レース使いは、ソフトでフェミニンなシルエットを作り出す。
「コーチ」
デザイナー:スチュアート・ヴィヴァース
Look 34:黒のブラの上に重ねた、ライムグリーンのシアーレース製タンクドレス。スカートのフリルはアシンメトリーに配置。大小のハートモチーフ入り。
「エコーズ ラッタ(ECKHAUS LATTA)」
デザイナー:マイク・エコーズ(Mike Eckhaus)&ゾーイ・ラッタ(Zoe Latta)
Look 22:水色のシアーレースを使った、ラウンドネックの長袖ドレス。
「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」
デザイナー:ウェス・ゴードン(Wes Gordon)
Look 57:ラウンドネックのロングスリーブ・ドレスはコーラルカラーのレース生地を使ってミドル丈に。ウエストにはピンクの細いベルトを配している。
「アディアム(ADEAM)」
デザイナー:前田 華子
Look 27:黒いレースのフック・フロント・シャツ。ぴったりとしたシルエットが特徴。黒のフレアパンツと合わせて。
「フレデリック アンダーソン」
Look 28:黒いレースの七分袖ミディドレス。中には白のアンダースカートが透けている。
シアー素材
女性らしい体型を強調するシフォンなどの透け感素材も人気。
「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」
Look 1:クリスタルの装飾を施した、ボイル生地製ブラッシュピンクのタンクトップとスリットスカート。
「アルチュザラ(ALTUZARRA)」
Look 4:クリンクル加工を施した生地で仕立てたシアーピンクのストラップドレス。
「ジャクソン ウィーダーホーフト(Jackson Wiederhoeft)」
Look 7:クリスタルの装飾付き白のロング・タンクドレス。
「サンディー リアング(SANDY LIANG)」
Look 34:黒いシアー素材のドレス。ストラップ部分はブレイド仕様。リボンの装飾付き。
「アナ スイ(ANNA SUI)」
Look 15:ピンクと緑の花柄プリントのドレスと白いショーツ、キルトのジャケットのコンビネーション。アクセサリーに、ストラップサンダル。