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今後チェックすべき、3人のデジタルデザイナー

By Rachel Douglass

2022年9月13日

ファッション

Image: Davina India

これまでとは異なる製作手法を用いるデジタルデザインは、デザイナーやクリエーターたちにファッション業界への新たな扉を開いた。ツールやテクノロジーが次々に開発されるデジタルデザインはほぼ無限の機会を提供し、クリエーターたちの自由な創作活動探求を可能にする。

本誌では、デジタルファッションという新たな分野で活躍する話題の3人のデジタルデザイナーにインタビューした。

Image: Davina India

ダヴィーナ・インディア:「デジタライゼーションは止められない」

ドイツを拠点に活動するデザイナー、ダヴィーナ・インディア(Davina India)は、自然界をヒントに他の惑星の生命体のイメージを膨らませながらフューチャリスティック&オーガニックな造形を混合した作品を特徴とする。デジタルデザインを志すきっかけとなったのは、彼女のアヴァンギャルドなシルエットへのこだわりだった。彼女が作りたいと思った服の形は既存の服飾素材では上手く表現することができず、3Dデザインの世界で物理の法則にとらわれない服を作る実験を試みた、と彼女は本誌記者に語った。

Image: Davina India

インディアによると、現実世界の服飾製作に比べてデジタルデザインはその工程において計り知れない機会と自由度があると言う。将来の目標について尋ねられると、インディアは自身のデザインをフィジカルとデジタルの世界で展開することだと答えた。「デジタルで作った作品を自分のデザインを現実の世界で商品化してみたい。アクセサリーなども含めて。どんなアイテムが商品化できるか検討できれば」と彼女は語る。

Image: Xtended Identity x Valslooks

Xtended Identity:「目標はすべての人々のアイデンティティ拡張」

「Xtended Identity(読み方:エクステンデッド・アイデンティティ)」はロンドン芸術大学の修士課程在学中に知り合ったYunjia Xing、Ziqi Xing、Aria Baoの3人の女性クリエーターによって共同設立されたデジタルデザインラボ。新型コロナ危機の影響を受け、自分たちのデザインを披露する場所を探すのに苦労した経験から、デジタルショールームを作ろうと結成された。

Image: Xtended Identity x Koko Barno

現在ブランドイメージの構築に力を入れている同社は、神話の世界のようなデザインを次々に生み出す。特徴的なパステルの色使いやファンタジーを思わせる形が作品を見つけてくれた人々に自然に受け入れられているとデザイナーのXingは話す。「私たちは実際には存在せず、重力や時間、空間に逆らうものをデザインできる」とXingは言う。「目標はすべての人々のアイデンティティやデジタルのフットプリント(足跡)を拡張すること」と同氏は加えている。

Image: Yimeng Yu

イメン・ユー:「デジタルファッションはフィジカルな世界の境界線を壊せる」

デジタルデザインはイメン・ユー(Yimeng Yu)のアーティストとしてのキャリアのさまざまな段階における研究で大きな役割を担ってきた。

Image: Yimeng Yu

芸術や文化的側面から評価されている彼女の作品は“パラメトリックな自然”を主軸にしている。自身のデザインについてユーは「自分の作品から人為的なものと自然との共生や機械と生物学の結合、理性と感性の衝突を見てとることができる」と彼女は説明している。

Image: Yimeng Yu
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