アディダス、アフリカのスケートコミュニティ「Waf.」と協業。「Superstar ADV」のコラボモデルを発表
アディダスが、アフリカのスケートコミュニティ「Waf.(Wafflesncream)」とパートナーシップを締結し、「Superstar ADV」のコラボレーションモデルを発表した。
このパートナーシップは、アディダスにとってナイジェリアのブランドおよびアフリカのスケートコミュニティとの初の協業となる。10月の世界発売に先駆け、本日より先行販売が開始される。
「Waf.」は、2012年にラゴスでジョミ・マーカス・ベロとニフェミ・マーカス・ベロの兄弟、そしてKC・オビジアクによって共同設立された。スケートボーディングがファッション、音楽、アート、デザインと共存するという考えを基盤としている。同コレクティブは2024年にFreedom Parkに初のスケートパークをオープンし、毎年開催される「Go Skate Day」はアフリカを代表するスケートイベントの一つとなっている。
「Waf.」の共同設立者であるジョミ・マーカス・ベロは、プレスリリースで次のように述べている。「私たちが始めた当初は、ラゴスの街中で滑るほんの一握りの子供たちだけだった。誰かがシーンを用意してくれたわけではない。私たちは、古い植民地時代の刑務所の跡地にスケートパークを建設するまでに、自らシーンを築き上げたのだ」。
アディダスは、毎年恒例の「Go Skate Day」をはじめ、「Waf.」のコミュニティ活動を長年にわたり支援しており、今回のコラボレーションはその関係性の上に築かれたものである。「Superstar ADV」はラゴス島からインスピレーションを得ている。ダスティーグレーのアッパーは島の工業地帯の風景を、半透明のピンクのアウトソールは夕暮れ時のラゴスのピンク色の空をさりげなく表現している。また、通気性の高いサイドパネルは、実際にスケートをする際の暑さに対応できるよう設計されている。
ジョミ・マーカス・ベロは続ける。「なぜこのシューズがピンクなのかと聞かれることがある。適切な時間に、海に近いこの島に立って空を見上げてみてほしい。空がピンク色に染まる。それがラゴスなのだ。このシューズには、私たちのコミュニティの14年間と、私たちの空が込められている」。
「Superstar」は、1970年にバスケットボールシューズとして発売されて以来、過去50年以上にわたり、他のスポーツ、音楽、ファッション、アート、そして特にスケートボーディングにおいて、象徴的なシルエットであり続けてきた。ジョミ・マーカス・ベロはさらに付け加える。「50年以上の歴史を持つシューズである『Superstar』を扱うにあたり、問題はそれをどう装飾するかではなかった。この街がそれに何を求めるか、だった。スケートボーディングが私たちにコミュニティを与え、そのコミュニティがこのデザインに独自の言語を与えた。このシューズは、その二つがようやく出会う場所なのだ」。
今回の「Superstar ADV」のコラボレーションは、カルチャーを形成するコミュニティの存在感を高めることを目指す、アディダスのパートナーシップに対する広範なアプローチに沿ったものである。アディダスのEM Southカテゴリーマネジメントディレクターであるエスティ・エラスムスは、次のように述べている。「『Waf.』は、誰の許可を待つこともなく、ラゴスのスケートボーディングとカルチャーの最前線に立ち続けてきた。このシューズは、彼らの言葉で語られるその物語であり、『Superstar』がこれまで持たなかった新たな章、すなわちアフリカの章を開くものだ」。
「Waf. x Adidas Superstar ADV」は、2026年10月12日にオンラインおよび一部のアディダス店舗で世界的に発売される。現在、先行販売が実施されており、ラゴスのレッキにあるアディダス旗艦店では限定数が販売される。