バレンシアガ、シャネル… 26年秋冬オートクチュールで見せた来場者のベストスナップ
オートクチュールは、ファッション界で最もシアトリカルかつ壮大なクリエイションが披露される場として知られている。しかし先週開催されたショーの会場周辺では、来場者たちが独自の素晴らしいスタイルを披露した。現地で「La Canicule(ラ・カニーキュル)」と呼ばれる猛暑にもかかわらず、彼らは全身をデザイナーズブランドで固めたルックから個性的な私服まで、あらゆる装いで注目を集めた。
レースアップ
スキャパレリのアンサンブルは、メモリーサテンの立体的なラッフルが特徴的な、赤の細リブビスコースニットのノースリーブトップに、ハイウエストのクリーム色のワイドレッグパンツを合わせ、黒のタイベルトでスタイリング。アクセサリーには、ゴールドの指のモチーフが付いた黒の編み込みレザークラッチ、そして大ぶりのゴールドジュエリーを合わせた。
ルネッサンス・ルネッサンスのクロップド丈のベビーTシャツは、襟と袖に黒のコントラストトリムが施され、英語とアラビア語で「MEN NOT ALLOWED」と書かれたステートメントが特徴的である。これに、レースの裾があしらわれたローウエストの白のスリップをコーディネート。アクセサリーには、「レディ ディオール」のバッグ、白黒のスペクテイター・スリングバックパンプス、そして黒のオーバルサングラスを合わせた。
セミシアーなアイボリーのレース製チャイナドレス風トップに、ライトウォッシュのオーバーサイズなバギーバルーンバレルジーンズを合わせ、くたっとしたスエードのミッドカーフブーツを履いている。その他のアクセサリーとして、トライバルコインのヘッドピース、白のラップアラウンドサングラス、そして中国の扇子を合わせた。
エキセントリック
マルチカラーのシャネルのボタンダウンキャンプシャツに、様々な大きさの水玉模様が特徴のダムソン・マダー・コーブのカプリパンツをコーディネート。アクセサリーには、プラダの「Morph Sunglasses in Metallized Fern」、白の構築的なシャネルのホーボーバッグ、そしてシャネルのカーフスキン製スリングバックを合わせた。
ロンドンを拠点とするデザイナー、カタリナ・ネガラによる、赤と白のハウンドトゥース柄クロップドジャケット、大きなラッフルフラワーのディテールが目を引く赤のサテン製ローライズパンツ、お揃いの赤と白のピルボックスハット、赤のオーバル型レトロサングラス、そして柔らかいクリーム色のラッフルエッジレザークラッチを着用。足元には、アブラのスパイク付き赤パテントレザーのメリージェーンフラットシューズを合わせた。
ドロール・ド・ムッシュのオレンジ色のプリントシャツに、赤のショートパンツを合わせたスタイル。アクセサリーには、ジャクソン・ハウエルの「Bronx Beaver」フェルトハット、腰に巻いたゴールドのバンダナ、そしてコンバースのハイトップスニーカーを選んだ。
グラフィック
ジュニア・ゴルチエのトップスに、お揃いのバイクショーツを合わせたセットアップ。黒と白の斜めストライプが鮮やかな赤のブロックカラーとコントラストを成している。アクセサリーには、英国のアートデュオ、ギルバート&ジョージがカスタマイズした「ディオール レディ アート #8 プロジェクト」の限定版「レディ ディオール」バッグ、そしてバレンシアガの黒スエード製「Duchesse」パンプスを合わせた。
黄色、黒、赤のアニマル柄ニットジャケットとスカートのセットアップは、波打つようなスカラップヘムが特徴的である。アクセサリーには、白のストライプが入った赤のネオプレン製ニーハイブーツと、複数のミノディエール(装飾的な小型ハンドバッグ)を合わせた。すべてシャネルのアイテムである。
黒と白の縦ストライプ柄のパジャマ風セットアップ。リラックス感のあるオフショルダーのドレープトップには色褪せたピンクのパイピングが施され、流れるようなワイドレッグパンツと組み合わされている。アクセサリーには、オーバーサイズの黒いラップアラウンドシールドサングラス、コム デ ギャルソンのスタッズ付きショルダーバッグ「Corti」、そしてエルメスのサンダルを合わせた。
黒のラムスキンレザー製オーバーサイズボタンアップシャツは、あらかじめギャザーが寄せられた独特な構造の半袖が特徴で、フレアパンツと合わせている。アクセサリーには、オペラ丈のフューシャピンクのラムスキンレザーグローブ、黒のトップハンドルが付いたカーフスキンバッグ「Rodeo」、そしてシールドスタイルのサングラスを着用。すべてバレンシアガのアイテムである。
ボーホーシック
タペストリー柄の床まで届く丈のオープンフロントニットダスターを、黒のTシャツとストレートレッグジーンズの上に羽織ったスタイル。アクセサリーには、ダメージ加工が施されたダークレッドレザーのバレンシアガ「クラシック シティ」バッグと、アビエイターサングラスを合わせた。
イッセイ ミヤケのプリーツ プリーズによるスクープネックの黄色いプリーツチュニックを、ライラック色のシルクスカートの上に重ね着。アクセサリーには、ラバンヌのバッグと赤のエナメル製バレエフラットシューズを合わせた。
脱構築レイヤリング
クリーム色のランジェリー風レースキャミソールコルセットトップに、チョポヴァ・ロウェナのフォークロア調ミニスカートを合わせ、太いレザーベルトでウエストをマーク。ラウンドサングラスと、型押しレザーのスクエアトゥブーツをコーディネートしている。
白のTシャツ、バギーパンツ、そしてクロシェセーターをレイヤード。アクセサリーには、コレクターズアイテムであるシャネルの「Neon Rainbow Bag」と、メゾン ミッシェルのフェルト製イヤーキャップ「Jamie」を合わせた。
ヴィクター&ロルフのアイテムでまとめたスタイル。くすんだセージブルーの長袖ブラウスは、大胆で幅広のステートメントカラーが特徴。ボトムスには、オリーブ/アーミーグリーンの「The Sleeve Tie Gabardine Wrap Trousers」を着用。これは、脱構築されたトレンチコートの構造を模倣し、ウエストラインとヒップに巻き付けたようなデザインである。