H&Mが「乗馬ファッション」の新ブランドを立ち上げ

H&Mはこのほど、新たなブランド「オール・イン・エクエストリアン（All in Equestrian）を立ち上げた。現代的かつ機能的なデザインの乗馬用服を扱い、今秋より販売を開始する。

H&Mはかねてから乗馬に関するスポンサーシップを展開していることで知られており、新ブランドの名称も2020年東京五輪でスウェーデンの騎手ペダー・フレデリクソン(Peder Fredericson)とともに障害馬術競技に出場し、個人銀メダルを獲得した馬、「H&Mオール・イン号（H&M All In）」に因んで付けられたという。

また同社は新ブランド立ち上げと時期を同じくして、障害馬術競技の世界大会「グローバル・チャンピオンズリーグ（Global Champions League）」とのパートナーシップを締結。「オール・イン・エクエストリアン」が公式ウエアのサプライヤーに決定したことを発表した。

「オール・イン・エクエストリアン」のペトラ・レイジョン・オー・バー（Petra Leijon af Bur）マネージングディレクターはプレスリリースを通じ、「新たな乗馬ファッションブランドとして、グローバル・チャンピオンズリーグに公式ウエアを提供できることを大変誇りに思う」とのコメントを発表している。

さらに、「トップスポーツとファッションを新たな形でつなげたい。これまで培った多岐にわたるパートナーシップを通じ、誰もが手に入れられる乗馬服コレクションに対する大きいニーズがあると理解している」と加えている。

「オール・イン・エクエストリアン」のコレクションは、現在、英国、スウェーデンを含む欧州の限定地域で発売中。（国内は未発売）