H&Mが再生材由来の生地を使ったコレクション「Metaverse Design Story」を発表
By Rachel Douglass
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ファストファッション大手「H&M」は、同社が展開中の衣料品産業のサステナビリを推進するプロジェクト「Innovation Stories(イノベーション・ストーリーズ)」のシリーズ最新コレクション「Metaverse Design Story(メタバース・デザイン・ストーリー)」をこのほど発表した。
スペイン・マドリードのイベントで初披露されたもので、実際に着用することができるメンズおよびウィメンズの商品に加え、仮想空間で購入・レンタル・所有できるデジタル版のコレクションを合わせて展開する。
主要なアイテムはコルセットウエストのドレスやビーズのボンバージャケット、メタリックのサンダルといったイブニングウエア。
また、「H&M」の古着回収サービスで集められた使用済み衣類、繊維製品の廃棄物などから作られた100%リサイクルポリエステルを素材に使った商品も登場する。
さらにデジタル版のコレクションについては、「H&M」専用アプリを通じて五つのAR(拡張現実)フィルターを使用して着用できる。
デジタル版コレクションは「H&M」とロンドンを拠点とするデジタル・アトリエ兼シンクタンクInstitute of Digital Fashionの共同でデザイン・制作されたもので、画像・投稿用アプリSnapchatでも利用が可能。現実世界とデジタル世界をシームレスに結びつけるバーチャル試着体験を消費者に提供する。
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