ヘド・メイナー、大月壮士と共にピッティ・ウォモでファッションショーとイベントを開催へ

主催者であるピッティ・イマージネは水曜日、ヘド・メイナーが次回のピッティ・ウォモにおけるスペシャルイベントプログラムに参加することを発表した。フィレンツェで開催されるこのメンズウェア見本市期間中、彼はファッションショーおよびイベントを主催する。また、同見本市にはゲストデザイナーとして大月壮士も参加する。

ピッティ・イマージネのスペシャルイベントコーディネーター、フランチェスカ・タッコーニは次のように述べている。「『創造とは、手で考えることである』。ヘド・メイナーのコレクションは、まるでそのように囁きかけてくるようだ。彼のビジョンの中心にあるのは身体であり、それは姿勢、動き、フィット感、そして個々のテイストの共通項なのだ」。

タッコーニは、メイナーのデザインアプローチを「コンセプチュアルで、ほとんど建築的であり、現代の流動性とオープンに対話している」と評する。彼はクラフツマンシップにおけるノウハウを発揮し、様々なボリューム感を操りながら、軽やかさと重厚さの間を行き来するシルエットを創り出す。ミリタリーテーラリングやスポーツウェアからのアプローチが、日常着やクラシックなアイテムと融合しているのだ。

メイナーは次のようにコメントした。「創造性を真に支援するピッティに参加できることは大変な名誉である。フィレンツェのような驚くほど豊かで歴史的な都市で自身の作品を発表できることに、非常に興奮している。この新しい環境は、新しいことへの挑戦を後押ししてくれるだろう」。

ヘド・メイナーについて

画家と金工作家の間にイスラエルで生まれる。16歳でファッションに興味を持ち、レザーやジュエリーの制作、手縫いを始める。その後、パリのファッションスクールであるInstitut Français de la Modeで学び、自身の名を冠したブランドを設立した。また、自身のブランドに加えて、過去2年間はReebok Footwearのクリエイティブ・ディレクターも務めている。

通常、自身のコレクションはパリ・ファッションウィークで発表している。その功績が評価され、2019年にはフランスのラグジュアリーコングロマリットであるLVMHから、若手才能を対象としたカール・ラガーフェルド賞を授与された。

彼のクリエイションはイタリアで生産されており、Dover Street Market、Galeries Lafayette、Antoniaといったラグジュアリーファッションリテイラーで取り扱われている。