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MetaTokyoがメタバース・ファッション・ウィークに参加、メタバースでデジタルファッションのコレクションや写真展を披露

By Danielle Wightman-Stone

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ファッション

MetaTokyo x Amiaya

初の大規模デジタルファッションイベントとなるメタバース・ファッション・ウィーク、以下MVFW)が米メタバースのディセントラランド上で3月24日〜27日に開催され、世界中のブランドが参加を予定している。「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」「エトロ(ETRO)」などのビッグブランドが次々に出展するなか、世界規模で配信されアクセスしやすいMVFWに幅広いアーティストや若手デザイナー、文化セクターの参加が見込まれる。

老舗ブランドに混じりMVFWへの出展を表明している一つに、MetaTokyo(メタトーキョー)がある。MetaTokyoとは昨年アソビシステム株式会社、ParadeAll(パレードオール)株式会社およびFracton Ventures(フラクトンベンチャーズ)株式会社が共同出資し昨年発足したディセントラランドの土地開発プロジェクトだ。今回のMVFWでは最近話題の双子のデュオAMIAYA(アミアヤ)とコラボレーションし、プロジェクトで所有するディセントラランドの区画でメタバースにおける日本文化の紹介を行っていく。展開にあたっては、東京屈指のファッショントレンド発信地である原宿に着想を得るという。

現在プロジェクトでは、デジタルな世界と新たなグローバルエンターテイメントを結びメタバースで文化都市を開発するという最終目標の達成を目途に、上記の区画の整備を進めている。

MetaTokyoのCEO兼MVFWプロジェクトのリーダーを務める鈴木貴歩氏はFashionUnitedの取材に答え、今回の出展について東京の文化のユニークさを来場者に知ってもらうきっかけとしたいとの考えを語った。

またファッション業界にとってのメタバースの重要性に関しては、「自分の視点では、ファッションには3つの美しい点がある。まずメタバースではユーザーが現実社会で着用できない服をデザインするという、デザイナーにとっての創造性を解放できるという点。さらにファッションに強い興味があるが、服飾制作の技術のないクリエーターに対しても門戸を開いているという点。そしてゴミも出ず、環境を傷つけないため、サステナブルであるという点だ」と回答した。

さらに同氏はMVFWにおけるMetaTokyoとAMIAYAとのコラボレーションにも触れ、「(MVFWは)二人にとって最も相応しいメタバースへのエントリー・ポイント(入り口)」とコメント。区画のオープニング時には、AMIAYAのプロフィールや作品の仮想写真展を公開する予定だとしている。

またMVFWでは写真展と同時にAMIAYAのアイコニックなピンク色のウィッグなど二人にインスピレーションを受けたアバター用ファッションアイテムのコレクションも披露される。コレクションについて鈴木氏は「これまでディセントラランドでは(ウィッグ)はなかったので、今回ピンクのボブヘアのウイッグをウェアラブルにした。ほかにもアバターをよりスタイリッシュに見せるため、AMIAYAをイメージしたサングラスや、コラボレーションやMVHWへの参加を記念したTシャツも制作した」と語った。

さらに鈴木氏は、MVFW後にもMetaTokyoでAMIAYAや他のファッションブランドとのコラボレーションの計画があることを明かしている。

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