ステラ・マッカートニー、環境保全キャンペーン「#ThereSheGrows」を展開

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ステラ・マッカートニー、環境保全キャンペーン「#ThereSheGrows」を展開

fashion newsMay 14, 2019by Danielle Wightman-Stone

英国発のファッションブランド、ステラ・マッカトニー(STELLA MCCARTNEY)はパリ・ファッションウィークの会期中に開催された2019秋冬コレクションのショーに合わせ、ソーシャルメディアで環境保全を訴えるチャリティキャンペーン「#ThereSheGrows」を展開した。本キャンペーンは生態系の絶滅が危惧されているインドネシア・スマトラ島の「ルスル自然地域(Leuser Ecosystem)」の保全を目的としたもので、米国の女優 グウィネス・パルトロウ、ドリュー・バリモアや歌手のピンクなど著名人が参加した。

本キャンペーンでは、参加者に「あなたのために木を贈ります」というコメントを入れたメッセージをソーシャルメディアで投稿してもらい 、さらに別の友人などを指名してもらうよう呼びかけた。メッセージの受け手がさらにまた別のソーシャルメディアユーザーにメッセージを送ってもらうことで環境問題に対する社会的な意識向上を狙った。

デザイナーのステラ 本人もキャンペーンに参加し、母親のリンダあてにソーシャルメディア上で「木を贈る」とともに、グウィネス・パルトロウを指名。グウィネスはインスタグラム上で父親であるブルース・パルトロウにメッセージを贈り、森林伐採や開発が進み危機にさらされているルスル自然地域の現状を訴えた。ステラはソーシャルメディアの投稿に加え、自身のブランドの慈善財団を通じ環境保全NPO「Canopy」に寄付を提供している。

ルスル自然地域は先史時代から存在する260万 ヘクタールを超える広大な熱帯雨林。キャンペーンではルスル自然地域の生態系保全活動のための寄付金を集めたほか、Canopyの活動やルスル自然地域の環境破壊が周辺に暮らす400万人の住民に及ぼしうる深刻な影響についての啓発も行った。

キャンペーンは今年3月4日にパリで開催された同ブランドの2019秋冬コレクションのショーと同時に展開。ステラはキャンペーンについて、「環境問題への意識を高めるために出来ることがある。地球と人類は互いに必要な存在。地球環境の保全を楽しみながら進めていきましょう!キャンペーンのフィナーレを3月4日のショーで発表するサステナブル・ファッションとともにお祝いしましょう」とコメントしている。

また、NPO「Canopy」の創始者兼エグゼクティブ・ディレクターのニコール・ライクロフトは、「ステラ・マッカトニーは#ThereSheGrowsキャンペーンを通じ、数多くの物語を生み、様々な生き物にとって故郷である美しいルスル自然地域の熱帯雨林の保全に向けて絶好の好機を作ってくれた」とコメントしている。

写真: courtesy of Stella McCartney