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スナップショット:ヴァンズxヴィヴィアン・ウエストウッド

By Simone Preuss

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ファッション

米スポーツブランド「ヴァンズ」(VANS)と英ファッションブランドの「ヴィヴィアン ・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)が“大胆不敵な個人主義と性差からの解放”をテーマにフットウェアのカプセル・コレクション「ヴァンズ x ヴィヴィアン・ウエストウッドアングロマニア コレクション」(Vans x Vivienne Westwood Anglomania collection)」を制作した。「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のアイコニックなプリントやグラフィック、デザインを「ヴァンズ」のクラシックなシューズ6点で表現したもので、発売開始日(9月20日)を控え9月13日に一足早く画像が公開された。

カプセルコレクションで披露されたのは 「Sk8-Hi」「Sk8-Hi-Plateau」「Checkerboard Slip-On」「Style #53」「Old Skool」 「Authentic」の全6スタイル。 すべてのスタイルにヴィヴィアンのモノグラム “VW” が入っており、価格は一足あたり70〜145ユーロ(日本では税抜10,000円〜26,000円)となっている。

「Sk8-Hi」はそれぞれのブランドの発祥地への思いをデザインしたもので、南カリフォルニアの「ヴァンズ」本社から“44 Conduit St., London”(ロンドンの「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のブティックの住所)へ送られた手紙の手書きの宛名書きが型押しされている。素材には天然の植物染料で染色したタンカラーのレザーを使い、側面にコレクションの発売日の消印が入った切手の模様のプリントが入っている。アウトソールもレザー製。

「Sk8-Hi-Plateau」は「ヴィヴィアン・ウエストウッド」が1981年に発表したコレクション「パイレート(Pirate)」で登場したパイレーツブーツにヒントを得て制作された。植物染料で染色したタンカラーのレザーをバックルストラップに使うなど、パイレーツブーツの特徴的なパーツをハイカットスニーカーで再現している。

「Checkerboard Slip-On」では両社の歴史を融合させた。1977年に発表された「ヴァンズ」の クラシックなチェッカーボード・パターンに、同じく1977年に登場した「ヴィヴィアン・ウエストウッド」の「Destroy(デストロイ)」グラフィックを重ね、両社を象徴するデザインを取り入れた一足に仕上げた。「ヴィヴィアン・ウエストウッド」は報道用資料の中で「大き目のチェックをバンプ部分に斜めに配置することで、“チェッカーボード”のデザインを再定義しその意図を継承することを狙った」とコメントしている。

「Style #53」では90年代の「ヴァンズ」のローファースタイルのスリップオンがカムバック。 アッパーには黒のスウェードを使い、靴底はラギットソールで、カラーのメタル製「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のオーブも付いている。

「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のアイコンであるオーブ(天体)と稲妻をあしらった 「Old Skool」。オックスブラッドのスウェードとキャンバスの布地に縫い込まれたマスタードカラーのステッチがコントラストを引き出す。靴底はガムソール仕様。

「Authentic」は「Old Skool」でも使われているヴィヴィアンのオーブと稲妻を、今回のコレクションのために特別に配色された鮮やかなスカイブルーのカラーの生地にプリントした遊び心たっぷりの一足。

本コレクションで発表された6種類のシューズは9月20日から限定店舗やオンラインで販売が開始となる。

写真: Vans

ヴァンズ
ヴィヴィアンウエストウッド