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ザラ、日本人LVMHプライズ受賞者・大月壮士とカプセルコレクションを発売

インディテックス傘下のザラは、2025年LVMHプライズ受賞者である大月壮士とのカプセルコレクションを発表し、ラグジュアリー領域へのアプローチを強化する
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ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara
By Jaime Martinez

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マドリード発——インディテックス・グループが進めるザラのブランド価値向上戦略の一環として、同ブランドは日本人デザイナー、大月壮士とのコラボレーションによるカプセルコレクションの発売を発表した。大月は、今年9月に2025年度LVMHプライズの受賞者に選出されたばかりであり、現在日本のファッションシーンのみならず、世界的にも最も注目される新進デザイナーの一人である。

FashionUnitedでは5日前、マルタ・オルテガ(Marta Ortega)の会長就任以降、ザラが購買体験と商品提案の両面でブランドの「高付加価値化」に向けた変革を遂げていることを報じたばかりだ。今回の「A Sense of Togetherness(ア・センス・オブ・トゥギャザーネス)」の発表は、その戦略を象徴する最新の事例となる。このタイトルは、大月壮士がザラのためにデザインした初のコレクションに冠したものであり、彼がLVMHプライズ 2025を受賞してからわずか数ヶ月でのリリースとなる。ルイ・ヴィトン、ディオール、ロエベ、フェンディ、ケンゾーなどを擁するLVMHグループが2013年に創設した同賞は、業界内で最も権威ある賞の一つとして定着している。大月は自身のブランド「SOSHIOTSUKI(ソウシオオツキ)」を立ち上げた翌年の2016年にも同賞に挑戦し、セミファイナリストに選出されている。当時の受賞者が、今年10月にエルメスのメンズ・プレタポルテ部門のアーティスティック・ディレクターに就任したグレース・ウェールズ・ボナー(Grace Wales Bonner)であったことを踏まえると、この賞が持つ業界への影響力の大きさがうかがえる。

ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara
ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara
ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara
ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara
ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara

文化服装学院を卒業後、着実にキャリアを積み重ねてきた大月の軌跡を辿ると、今回のザラとの協業は重要なマイルストーンとなる。本コレクションは、ベルギーの建築家ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンが手掛けたバルセロナの新たな旗艦店のオープンからわずか5日後に発表された。この新店舗の開設は、ザラが「ファストファッション」から「ファストクチュール」へと転換を図る中で、実店舗網においてもその戦略を推進していることを示している。大月による「A Sense of Togetherness」は、商品構成の観点からこの変革をさらに後押しするものだ。

ザラは近年、ブランド戦略の主軸として「高付加価値」な提案を強化しており、本コレクションもその系譜に連なるものである。これまでカッスル・エディションズ(Kassl Editions)、ルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villaseñor)、ナルシソ・ロドリゲス、ステファノ・ピラーティ、サミュエル・ロス、ケイト・モス、ハリー・ランバート、あるいは2021年ロエベ・クラフト・プライズ受賞者のファンル・リン(Fanglu Lin)、ルドヴィック・デ・サン・セルナンといった名だたるクリエイターやブランドと協業を行ってきた。大月壮士もこのリストに名を連ねることとなり、80年代から90年代の日本に着想を得たコレクションを展開する。なお、ザラは10月末に大阪に新たな旗艦店と日本初となるカフェ「Zacaffè(ザ・カフェ)」をオープンし、日本市場でのプレゼンスを強化したばかりである。

12月4日よりオンラインおよび一部店舗で販売開始

ラグジュアリーブランドや主要ファッション誌に匹敵するクオリティのキャンペーンビジュアルと共に、大月壮士が手掛けたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」は、2025年12月4日(木)より、公式オンラインストアおよび世界各国の厳選されたザラ店舗にて発売される。ウィメンズ、メンズ、キッズの各ラインが展開され、顧客はこれらのチャネルを通じて購入が可能となる。

ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara
ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara
ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara
ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara
ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara

ザラがこれまでに発表したコラボレーションの中でも、特に興味深く、複雑かつ洗練された提案の一つである本コレクションについて、同社は大月が自身のクリエイティブな世界観を構成する主要な要素を、各ラインの衣服設計に落とし込んだと説明している。そのプロセスを経て完成したウィメンズコレクションでは、日本の伝統的なサルトリア(仕立て)を流動的で柔らかなシルエットで再解釈し、日本文化同様に伝統と現代性が融合したカラーパレットを採用した。一方、メンズウェアでは、構築的なフォルムと快適性の融合を追求。フォーマルとアヴァンギャルド、サルトリアとストリート、西洋と東洋の美学が対話するような、計算されたカッティングが特徴である。さらにキッズラインでは、大月自身が幼少期に着用していた、母親の手作りによる衣服のニュアンスや世界観が反映されている。

ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara
ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara
ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara
ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara
ザラのために大月壮士がデザインしたカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」 写真:Zara

ザラはプレスリリースにおいて、「80年代から90年代の日本の文化的背景へのノスタルジーに着想を得た本コレクションは、家族の絆、世代間のつながり、永続的な関係性といった、人間同士の普遍的なつながりを探求している」と述べている。また、「ウィメンズ、メンズ、キッズを含む本コレクションは、繊細なヴィンテージの感性と、現代的で精緻な視点を兼ね備えている」と付け加えた。

開発にあたり、大月壮士は次のようにコメントしている。「人間関係、特に性別や年齢を超えた家族の絆や繋がりに惹かれ、そこから『A Sense of Togetherness(一体感)』と名付けました」。この意図を具現化する際、「サルトリアのバランスと構造のディテールに細心の注意を払った」という。その結果、「『SOSHIOTSUKI』単独では表現しきれない、より幅広い表現の領域に到達できたと思う」と語る。また、「幼少期の服の多くは母の手作りで、その個人的な記憶が今回のデザインに影響を与えている」と、自身の原体験が反映されていることを明かした。

要約
  • ザラは、2025年LVMHプライズ受賞者である著名な日本人デザイナー、大月壮士とのコラボレーションによるカプセルコレクション「A Sense of Togetherness」を発売する。
  • 本ローンチは、高付加価値なコラボレーションを通じて「ファストファッション」から「ファストクチュール」へとブランドイメージの刷新を図るザラの戦略の一環である。
  • 12月4日より発売される本コレクションは、ウィメンズ、メンズ、キッズで構成される。80年代から90年代の日本文化に着想を得ており、世代を超えた家族の絆や人間同士のつながりをテーマとしている。
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この記事はAIツールを使用して日本語に翻訳されました。

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