オリヴィエ・ティスケンスが「アザロ」新アーティスティックディレクターに就任
By Kristopher Fraser
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オリヴィエ・ティスケンス(Olivier Theyskens)が「アザロ(Azzaro)」の新アーティスティックディレクターに就任する。今後、「アザロ」のメンズおよびウィメンズのオートクチュール ・プレタポルテ・アクセサリーのコレクションなどのデザインを管轄する。
7月5日〜9日に開催されるパリ・オートクチュール・ウィークでは自身がアーティスティックディレクターに就任して初のコレクションを披露する。なお、前任は2017年〜2019年までアーティスティック・ディレクターを務めたキシム・シモアンス(Maxime Simoëns)。
1967年にロリス・アザロ(Lois Azzaro)が設立した「アザロ」はメンズ・フレグランスを主力とするブランド。オートクチュールについてはソフィア・ローレン(Sophia Loren)、マリサ・ベネンソン(Marisa Benenson)、ジェーン・バーキン(Jane Birkin)といったセレブリティーが着用している。
ティスケンスがメジャーなブランドでデザインの指揮を取るのは今回が4度目で、これまでにも「ロシャス(Rochas)」「ニナ・リッチ(Nina Ricci)」「セオリー(Theory)」などでチーフ・デザイナーを経験している。数年前には自身の名前のブランドも立ち上げており、「アザロ」アーティスティックディレクター就任後も引き続き運営に携わる。
写真クレジット: Olivier Theyskens SS20, Catwalkpictures
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