「シュプリーム」、新クリエイティブディレクターにトレマイン・エモリー任命
By Don-Alvin Adegeest
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スケートウェアブランド「シュプリーム」が新クリエイティブディレクターにトレマイン・エモリー(Tremaine Emory)を任命した。同氏は今後創業者であるジェームズ・ジェビア(James Jebbia)とともにブランドに携わっていくという。なお、今回の新クリエイティブディレクターの任命は「シュプリーム」にとって同ブランドが2020年にVFコーポレーションに21億米ドル相当で買収されて以来初の大型人事となる。
「デニム・ティアーズ(Denim Tears)」の創業者でもあるエモリーは、カニエ・ウエスト(Kanye West)、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)に加え、「ナイキ(NIKE)」「ステューシー(STÜSSY)」「ニューバランス(NEW BALANCE)」「オフ-ホワイト(OFF-WHITE)」などのブランドのアドバイザーを務めた経験を持つ。
ニューヨークを拠点とする「シュープリーム」は、大組織となった今でも根強い人気を博している。1994年に初の単独店舗を開設して数年後には、ドロップや期間限定のカプセルやコラボレーションコレクションを発表するまでに成長した。
エモリーは2020年に「リーバイス(LEVI’S)」とコラボレーションし、アフリカ系アメリカ人の複雑な過去と綿花生産の歴史をめぐるコレクションを手がけている。製品はすべて「リーバイス」の中古デニム認定プログラム「リーバイス・オーソライズド・ビンテージ(Levi’s Authorized Vintage)」の認定を受けた中古デニムを使用している。
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