バーバリー、経営体制強化に向けた主要人事を発表

英国のラグジュアリーブランドであるバーバリーは、マッテオ・カロナチを最高執行責任者（COO）兼サプライチェーン責任者に、ジョナタン・レオンを最高顧客責任者（CCO）に任命したと発表した。これらの人事は即時発効となる。

両名は執行委員会に加わり、最高経営責任者（CEO）のジョシュア・シュルマンに直属する。これまで戦略およびトランスフォーメーション担当シニア・バイス・プレジデントを務めていたカロナチは、今後サプライチェーンおよびプランニング、戦略、トランスフォーメーション、データ分析を統括することになる。なお、前任のクラウス・ビアブラウアーは、ウィンターショー後の引き継ぎ期間を経て退社する予定である。

また、コマーシャル担当シニア・バイス・プレジデント兼チーフ・オブ・スタッフを務めていたレオンは、顧客、クライアントエンゲージメント、カスタマーサービス、およびリテールエクセレンスの各チームを率いる。さらに、デジタル、アウトレット、およびコマーシャルオペレーションの統括も行う。

CEOのジョシュア・シュルマンは今回の人事について、「マッテオおよびジョナタンの両名は、当社の実行力における卓越性の強化と顧客体験の向上において重要な役割を果たしてきた」と述べている。さらに、「彼らのビジネス、人材、そして顧客に対する深い理解は、彼らのリーダーシップが『Burberry Forward』戦略の推進に寄与するという確信を私に与えてくれる」とコメントした。