記事の著者 Prachi Singh
カプリ・ホールディングス第4四半期減収 需要軟化が影響
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ヴェルサーチェ(VERSACE)」の親会社カプリ・ホールディングスの2024年度第4四半期決算は、収益が前年同期比8.4%減(実質ベースで同7.9%減)の12億2,300万米ドルとなった。 ラグジュアリーファッションに対する需要が世界的に軟化し、全体的な小売事業の売上が1桁台半ばのパーセンテージで減少した。卸売事業の収益も米州やEMEAの需要低下により18%程度減少した。 なお、タペストリー(Tapestry)との合併取引が取引が完了していないため、来期の業績見通しは発表していない。 今第4四半期業績について、ジョン・D・アイドル(John D. Idol)会長兼CEOは「ラグジュアリーファッションに対する需要の世界的な軟化が第4四半期にも引き続き影響するなか、全体的な結果には落胆して...
「コーチ」親会社タペストリー、第3四半期売上高14億8,000万ドル
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「コーチ(COACH)」などを擁するタペストリー(Tapestry)の2024年6月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比2%減の14億8,000万米ドルとなった。売上総利益は11億1,000万米ドル、売上総利益率は74.7%であった。 通期予想については、売上高が66億米ドルとほぼ前年並み(恒常通貨ベースでは前年比約1%増)になるほか、希薄化後1株当たり利益は4.20米ドル〜4.25米ドル(前年比8〜9%増)となる見通し。 また営業利益は2億400万米ドル、営業利益率は13.8%となり、純利益は1億3,900万米ドル、希薄化後1株当たり利益は60セントであった。non-GAAPベースでは、営業利益が2億3,900万米ドル、営業利益率は16.1%、純利益と希薄化後1株当たり利益はそれぞ...
ウルヴァリン・ワールドワイド第1四半期34%減収、新CFOを任命
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米フットウェアのウルヴァリン・ワールドワイド(Wolverine Worldwide)の2024年度第1四半期売上高は3億9,490万米ドルで前年同期より34.1%(恒常通貨ベースで34.6%)の減収となった。「ケッズ(KEDS)」、および米国における「ウルヴァリン(WOLVERINE)」ブランドのレザー事業を含む昨年〜今年1月に売却した事業の影響を除いた売上高は前年同期より24.5%(恒常通貨ベースで25.1%)減の3億9,080万米ドルであった。 また同第1四半期の売上総利益率は45.9%(前年同期より0.650ポイント増)、調整後売上総利益率は46.5%(前年同期より0.250ポイント増)となった。希薄化後1株当たり利益(DEPS)は19セント、調整後DEPSは5セント(前年同期...
ヘインズブランズ、第1四半期減収、通期予想は据え置き
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アパレルブランドを運営するヘインズブランズ(HanesBrands)は2024年度第1四半期決算を発表し、純売上高が同社予想の範囲の中間にあたる11億6,000万米ドル(前年同期比約17%減、有機的実質ベースで同約15%減)であったと明かした。 なお、営業利益は5,200万米ドル、営業利益率は4.5%となったほか、調整後営業利益は8,400万米ドル(同32%増)、調整後営業利益率は7.3%(同約2.70%増)であった。 業績についてヘインズブランズのスティーブ・ブラッツピース(Steve Bratspies)CEOは「今四半期期は予想の中間に当たる堅実な売上や期待以上の調整後営業利益を記録するとともに、良好なキャッシュフロー創出および借入金のさらなる減少を達成した。計画通りの進捗と利益...
ランバングループ2023年度最終業績、成長路線を維持
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ランバングループ(Lanvin Group)の2023年度通期最終売上高は前年比1%増の4億2,600万ユーロであった。これにより、粗利益率は前年比2.50%増の59%となった。 通期業績について同グループのホアン・ジェン(Huang Zhen)会長は「2023年を総括するなかで、パンデミックでも毎年売上向上を達成したた当社の打たれ強さを思いだした。昨年の業績でも同様に、いかなる環境でも成長できる我々のリジリエンスと能力を見てとれる」とコメントを発表している。 全地域で成長を記録 地域別の2023年度通期売上高は、いずれのブランドもEMEA、北米で堅調な売上高を記録。アジア太平洋では前年よりほぼ8%の増収となった。また事業別の売上高はEコマースが前年比3%増、直販事業と卸売事業はほぼ前...
ゼニア、2023年度通期利益倍増
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エルメネジルド・ゼニア・グループ(Ermenegildo Zegna Group、以下ゼニア)の2023年度通期決算は、利益が前期の107.8%増の1億3,570万ユーロであった。利益率は前期の4.4%から7.1%に拡大した。 売上高は前期比27.6%増の19億450万ユーロ、オーガニック成長率は19.3%であった。 ゼニアのジルド・ゼニア(Gildo Zegna)会長兼CEOは業績について「今期は利益が昨年の倍以上となる1億3,600万ユーロに到達した。さらに製品のトレーサビリティーやダイバーシティー、インクルーシビティー、再生可能エネルギーの導入に関わる項目を含む今期のサステナビリティー目標も達成した」とコメントしている。 なお、ゼニアの2023年度通期調整後EBITDAは2億...
PVHコープの2024年度業績、見通し厳しく
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「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」を擁するPVHコープ(PVH CORP)は2024年度通期の業績予想を発表し、売上高について対23年度で6〜7%減少(恒常通貨ベースで6〜7%減少)するとの見通しを示した。売上の減少には「ヘリテージ ブランズ(HERITAGE BRANDS)」のウィメンズランジェリー事業の売却に伴う売上高の前年比2%減少、2023年度第53週目の売上高の1%減少を含んでいるという。 また、2024年度第1四半期の売上高についても前同比約11%減(恒常通貨ベースで10%減)になるとしている。 業績見通しについてステファン・ラーソン(Stefan Larsson)CEOは次のようにコメントしている。「...
「ジムシャーク」、23年決算15%増収、事業拡大計画も発表
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英のアクティブウェアブランド「ジムシャーク(GYMSHARK)」の親会社ジムシャークグループ(Gymshark Group Limited、以下、ジムシャーク)の2023年度売上高は、前年より15%増の5億5,620万英ポンドであった。同社が当局に提出した収支計算書で明らかになった。 一方で、売上高総利益率は前年度の65%から60%に落ち込み、税引前利益は1,310万英ポンドに減少した。 例外項目を含むEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は4,040万英ポンド、例外項目を除くと4,530万英ポンドに拡大した。 2023年度決算を受け、ベン・フランシス(Ben Francis)創設者はソーシャルメディア、リンクドイン(LinkedIn)の公式アカウントで、業績ハイライトおよび24年...
ウルヴァリン・ワールドワイド、第4四半期売上高20.8減
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サッカニー(SAUCONY)」や「メレル(MERRELL)」などのフットウェアブランドを要する米ウルヴァリン・ワールドワイド(Wolverine Worldwide)の2023年第4四半期売上高は5億2,670万米ドルで、前年同期より20.8%の減少(実質ベースでは21.3%減)となった。 昨年2月〜8月に売却した「ケッズ(KEDS)」やレザー事業の影響を除き、第2四半期「ハッシュパピー(HUSH PUPPIES)」北米事業のライセンスモデル化への移行による調整を反映した継続事業の同四半期売上高は5億2,120万米ドル(実質ベースで前同比18.4%減)であった。 また2023年12月期通期の売上高は22億4,290万米ドルとなり、前期より16.5%の減少、実質ベースでは16.3%の減少...
ランバングループの2023年度決算、わずかに増収
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ランバングループ(LANVIN GROUP)は2023年度決算で、売上高が前期比1%増の4億2,600万ユーロであったと報告した。 これについて同グループのエリック・チャン(Eric Chan)CEOは、「2023年はマクロ経済の逆風や世界的課題の多い一年だった。改善傾向にあった下期も、ラグジュアリーファッション業界は近年には見ない状況にある。従って、(こうしたなかで)通期増収を報告できることを嬉しく思う」 ランバングループ2023年度業績ハイライト 2023年度、ランバングループは店舗数を12店舗削減した一方で、直販事業については昨年並みの売上高となった。「セント・ジョン(ST.JOHN)」と「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」の店舗増加率は前年よりそれぞれ13%および...