記事の著者 Prachi Singh
ゼニア、2023年度通期利益倍増
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エルメネジルド・ゼニア・グループ(Ermenegildo Zegna Group、以下ゼニア)の2023年度通期決算は、利益が前期の107.8%増の1億3,570万ユーロであった。利益率は前期の4.4%から7.1%に拡大した。 売上高は前期比27.6%増の19億450万ユーロ、オーガニック成長率は19.3%であった。 ゼニアのジルド・ゼニア(Gildo Zegna)会長兼CEOは業績について「今期は利益が昨年の倍以上となる1億3,600万ユーロに到達した。さらに製品のトレーサビリティーやダイバーシティー、インクルーシビティー、再生可能エネルギーの導入に関わる項目を含む今期のサステナビリティー目標も達成した」とコメントしている。 なお、ゼニアの2023年度通期調整後EBITDAは2億...
PVHコープの2024年度業績、見通し厳しく
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「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」を擁するPVHコープ(PVH CORP)は2024年度通期の業績予想を発表し、売上高について対23年度で6〜7%減少(恒常通貨ベースで6〜7%減少)するとの見通しを示した。売上の減少には「ヘリテージ ブランズ(HERITAGE BRANDS)」のウィメンズランジェリー事業の売却に伴う売上高の前年比2%減少、2023年度第53週目の売上高の1%減少を含んでいるという。 また、2024年度第1四半期の売上高についても前同比約11%減(恒常通貨ベースで10%減)になるとしている。 業績見通しについてステファン・ラーソン(Stefan Larsson)CEOは次のようにコメントしている。「...
「ジムシャーク」、23年決算15%増収、事業拡大計画も発表
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英のアクティブウェアブランド「ジムシャーク(GYMSHARK)」の親会社ジムシャークグループ(Gymshark Group Limited、以下、ジムシャーク)の2023年度売上高は、前年より15%増の5億5,620万英ポンドであった。同社が当局に提出した収支計算書で明らかになった。 一方で、売上高総利益率は前年度の65%から60%に落ち込み、税引前利益は1,310万英ポンドに減少した。 例外項目を含むEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は4,040万英ポンド、例外項目を除くと4,530万英ポンドに拡大した。 2023年度決算を受け、ベン・フランシス(Ben Francis)創設者はソーシャルメディア、リンクドイン(LinkedIn)の公式アカウントで、業績ハイライトおよび24年...
ウルヴァリン・ワールドワイド、第4四半期売上高20.8減
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サッカニー(SAUCONY)」や「メレル(MERRELL)」などのフットウェアブランドを要する米ウルヴァリン・ワールドワイド(Wolverine Worldwide)の2023年第4四半期売上高は5億2,670万米ドルで、前年同期より20.8%の減少(実質ベースでは21.3%減)となった。 昨年2月〜8月に売却した「ケッズ(KEDS)」やレザー事業の影響を除き、第2四半期「ハッシュパピー(HUSH PUPPIES)」北米事業のライセンスモデル化への移行による調整を反映した継続事業の同四半期売上高は5億2,120万米ドル(実質ベースで前同比18.4%減)であった。 また2023年12月期通期の売上高は22億4,290万米ドルとなり、前期より16.5%の減少、実質ベースでは16.3%の減少...
ランバングループの2023年度決算、わずかに増収
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ランバングループ(LANVIN GROUP)は2023年度決算で、売上高が前期比1%増の4億2,600万ユーロであったと報告した。 これについて同グループのエリック・チャン(Eric Chan)CEOは、「2023年はマクロ経済の逆風や世界的課題の多い一年だった。改善傾向にあった下期も、ラグジュアリーファッション業界は近年には見ない状況にある。従って、(こうしたなかで)通期増収を報告できることを嬉しく思う」 ランバングループ2023年度業績ハイライト 2023年度、ランバングループは店舗数を12店舗削減した一方で、直販事業については昨年並みの売上高となった。「セント・ジョン(ST.JOHN)」と「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」の店舗増加率は前年よりそれぞれ13%および...
アンダーアーマー、減収でも通期利益予想は上方修正
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アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)は2024年度第3四半期売上高が前同比6%減(為替の影響を除くと同7%減)の15億米ドルであったと発表した。 さらに同社は2024年度通期の売上高予想について、前回予想の前期比2〜4%減を前期比3〜4%減に引き下げた。 一方、通期の売上総利益については1.20〜1.30%増(前回予想1.00〜1.25%増)と上方修正したほか、営業利益および調整後営業利益は2億8700万〜2億9700万米ドルと3億1000万〜3億2000万米ドルとの見通しを示した。なお、希薄化後一株当たり利益は57〜59セント、調整後希薄化後一株当たり利益は50 〜52セントになるという。 なおステファニー・リナーツ(Stephanie Linnartz)CEOはつぎの通りコ...
ラルフローレン、第3四半期増収増益
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ラルフローレン(RALPH LAUREN)は2024年度第3四半期業績を発表し、純利益が2億7700万米ドル(調整ベースで2億7500万米ドル)、希薄化後1株当たり利益は前同比31%増の4.19米ドル(調整ベースでは同24%増の4.17米ドル)であったと明かした。 また、売上高は前同比6%増の19億米ドル(恒常為替レートベースで同5%増)の増収となった。 パトリス・ルーヴェ(Patrice Louvet)社長兼最高経営責任者は「今年度は好調なホリデーシーズンとなり、“ネクスト・グレート・チャプター:アクセラレート”(持続的成長と価値創造を目指した3カ年計画)の進展に加えて、直販チャネルの継続的健闘により予想を上回る第3四半期業績を達成することができた」とのコメントを発表している。 地域...
エルメス、2023年度増収増益
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エルメスグループ(HERMES GROUP、以下エルメス)の2023年度通期連結売上高は前期比16%増(恒常為替レートベースで同21%増)の134億ユーロとなった。 また経常営業利益は56億5000万ユーロ、純利益グループ帰属分は前期比28%増の43億1,100万ユーロであった。 さらに2023年度第4四半期単体でも売上高は33億6,400万ユーロに達し、前同比13%増(恒常為替レートベースで同18%増)となった。 好調な業績についてアクセル・デュマ(Axel Dumas)CEOは「2023年度はその類を見ない強みをふたたび深耕し、すべての事業・地域で前年を上回る優れた業績を収めることができた」とコメントしている。
ロレアル、2023 年度売上高11%増
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仏ロレアルグループ(L'Oréal Group, 以下ロレアル)の2023年度売上高は411億8,000万ユーロ(約6兆6,240億円)となり、前期比11%増(決算報告ベースで同7.6%増)となった。 営業利益率は19.8%(前期より0.30%上昇)、営業利益は81億4,330万ユーロ(約1兆3億99万円)、1株当たり純利益(EPS)は前期比7.3%増の12.08ユーロとなった。 また、2023年度の配当金についてロレアル取締役会は、一株あたり6.60ユーロ(前期比10%増)となると発表した。 ロレアルのニコラ・イエロニムス(Nicolas Hieronimus)CEOは2023年度業績について、「今期はロレアルにとって大変大きな成功を収めた一年となった。地政学的緊張が高まり、インフレ...
H&MグループのヘルメルソンCEOが退社、後任はエルヴェール氏
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スウェーデンのヘネス・アンド・ マウリッツ(Hennes & Mauritz AB)は、H&Mグループの新社長兼CEOにダニエル・エルヴェール(Daniel Ervér)を任命した。 ヘレナ・ヘルメルソン(Helena Helmersson)はCEOを退任し、H&Mグループを退社する。 1981年生まれのエルヴェール氏はH&Mグループに18年以上在籍し、さまざまな部門で役職を歴任。直近ではH&Mブランド責任者を務め、今後も同職を事業の面から継続していく。 H&Mグループのカール・ヨハン・パーション(Karl-Johan Persson)会長は、「ヘレナがCEOの任務を去る選択をしたことにより、本日付でダニエルをH&MグループのCEOに任命する。ダニエルは有能で経験豊富な尊敬すべきリーダ...