ディーゼル、新CEO就任か？

ジーンズブランドのディーゼルが、新たな最高経営責任者（CEO）を見出したようだ。

業界誌Miss Tweedが業界筋の情報として報じたところによると、アンドレア・リゴリオーシ氏が競業避止義務の期間満了に伴い、来年初頭にディーゼルのCEOに就任する見込みだ。実現すれば、イタリアのファッションコングロマリットであるOTBグループ傘下の同ブランドにおいて、2023年2月に退任したエラルド・ポレット氏以来、初のCEOとなる。

本記事の公開時点で、ディーゼルからのコメントは得られていない。

キャリアSNSのLinkedInのプロフィールによれば、リゴリオーシ氏は現在、イタリアのラグジュアリーブランドであるミュウミュウでグローバル・リテール＆コマーシャル責任者を務めている。プラダ・グループ傘下の同ブランドで、昨年初頭からこの役職を担っている。それ以前は、イタリアのファッションハウスであるフェンディで欧州プレジデントを務めていた。さらに、フランスのファッションハウスであるクリスチャン・ディオール・クチュールで約8年間の経験を積み、直近ではディレクターとしてフランス市場を統括していた。