コロンビアスポーツウェア、後継者計画の一環として共同社長を任命

コロンビアスポーツウェアカンパニーは、ピーター・ブラグドンおよびジョセフ・ボイルをグループの共同社長に任命した。両名は即日就任する。

ブラグドン氏は、同社の国際事業、およびMountain Hardwear、prAna、Sorelブランドを統括する。また、既存の経営管理および国際ディストリビューター営業の職務も継続する。

ブラグドン氏は1999年以来、コロンビアスポーツウェアでアドバイザーおよび戦略的リーダーを務めてきた。同氏はグループの「重要な成長機会」を導き、74カ国にわたる国際ディストリビューターを指導してきた功績が評価されている。

同氏の直近の役職は、エグゼクティブ・バイスプレジデント、最高総務責任者、法務顧問、および秘書役であった。

ブラグドン氏の移行をサポートするため、リシェル・ルーサー氏がエグゼクティブ・バイスプレジデント、最高総務責任者、および法務顧問に就任する。一方、ジャナ・ハンブル氏はシニア・バイスプレジデント、最高人事責任者に任命された。

現職のEVPから異動するボイル氏は、コロンビアブランドの社長に就任し、ブランドの各機能を引き続き統括する。これには、2025年夏に同氏に割り当てられる予定の北米事業も含まれる。

今回の役職交代以前、2005年から同社に在籍するボイル氏は、コロンビアの戦略「Project Accelerate」の構築に携わってきた。同氏は今後も米国市場全体でこの戦略を推進していく意向である。

ブラグドン氏およびボイル氏の任命は、経営陣における広範な後継者計画の一環である。両氏は協力して事業機会の拡大に取り組み、引き続き会長兼CEOを務めるティモシー・ボイル氏に直属する。

声明の中で、人生の大半を「会社とその複数のブランドの成長」に費やしてきたと語るティモシー・ボイル氏は、次のようにコメントした。「当社が成長軌道に戻るにつれて、新たな機会が生まれ、熱意あるリーダーシップが会社を次のレベルへと導いてくれるだろう」