ランバン・グループのCFO、デビッド・チャンが2025年10月に退任へ

グローバルなラグジュアリーファッション企業であるランバン・グループは、エグゼクティブ・プレジデント兼最高財務責任者（CFO）のデビッド・チャンが、新たなキャリア機会を追求するため、2025年10月27日をもって退任することを発表した。

チャンはグループの設立当初から、ランバン・グループの戦略的および財務的基盤の強化、グローバルなラグジュアリープラットフォームへの変革、そしてニューヨーク証券取引所への上場支援において中心的な役割を果たしてきた。

ランバン・グループの会長であるゼン・ホアンは、チャンのリーダーシップに対し、次のように感謝の意を表明した。「取締役会およびランバン・グループの全チームを代表し、デビッドの長年にわたる献身とリーダーシップに心から感謝の意を表したい。彼の多大な貢献は、グループの戦略的方向性と変革努力を形成する上で極めて重要であった。彼の今後の活躍を祈っている」

同社は財務および事業運営機能の継続性を確保するため、体系的な移行計画を実施しており、チャンは今後、顧問として同社をサポートし続ける可能性がある。

チャンはグループの将来に対する自信を次のように述べた。「強力な戦略的および財務的基盤の構築、グローバルなラグジュアリープラットフォームへの変革支援、そしてグループを持続可能な成長へと導くイニシアチブの推進に貢献できたことを誇りに思う。…ランバン・グループがステークホルダーへの価値提供を続け、グローバルなプレゼンスを拡大していく中で、その未来を確信している」

ランバン・グループは、ランバン、ウォルフォード、セルジオ・ロッシ、セント・ジョン・ニッツ、カルーゾといった象徴的なブランドを傘下に収めている。