ルイ・ヴィトン、ウィメンズ・レザーグッズ・ディレクターのジョニー・コカが退任

ルイ・ヴィトンのウィメンズ・レザーグッズ、ジュエリー、サングラスおよびアクセサリー部門のファッション・ディレクターを務めるジョニー・コカが、同メゾンを去ることが明らかになった。

このデザイナーは、仏ラグジュアリーコングロマリットであるLVMH傘下のメゾンを5年半で去ることになる。米業界紙『WWD』によれば、ルイ・ヴィトンがこの事実を認めたという。コカは、英国のレザーグッズブランドであるマルベリー（Mulberry）で約5年間クリエイティブ・ディレクターを務めた後、2020年5月にルイ・ヴィトンに入社した。

さらに、ルイ・ヴィトンへの就任は彼にとってLVMHグループへの復帰を意味していた。彼は以前、2010年から2015年半ばまで、クリエイティブ・ディレクターのフィービー・ファイロの下でレザーグッズ、シューズおよびアクセサリーのヘッド・デザイン・ディレクターを務めていた経歴を持つ。また、ルイ・ヴィトンでの勤務もこれが初めてではなかった。キャリアの初期である1996年から2000年にかけて、同メゾンのレザーグッズ・デザイナーとして活動していた実績がある。

コカの今後の動向については、現時点では明らかにされていない。